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2008年12月18日
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テーマ:Jazz(1961)
カテゴリ:A Merry Jazzmas
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Christmas With My Friends/Nils Landgren (1),(2)は、最近のクリスマスアルバムで一番のお気に入りです。
大好きな北欧のミュージシャン達が、教会に集まってのクリスマスコンサートです。
もちろん、真ん中にいるのはニルスラングレン。彼の人脈と人柄のなせる「技」。
そうです。人徳クリスマスコンサートです。
cdとdvdがでてまして、当時、、動くダニエルソンの感動したものです。
あのアルバムも、はぁとフルで、澄んだ北欧の空気、、そして、とてもアットホームな暖かさも感じたのですが。。
今回リリースされたこのクリスマスは、それ以上に、牧歌的でよりインティメイトな香りがするクリスマスアルバムになってました。
全部で15曲。前回同様、スウェーデン周辺のクリスマスの曲、一般的なクリスマスの曲の他にギターのオリジナル曲も入ってます。
前回より、ジャズ度は低めな分、一層に北欧的な美しさが満ちたクリスマスアルバムになっています。
メンバーは前回からの人たちがほとんどですね。
その内輪な親密な雰囲気が、神聖な気分にさせてくれます。

まずは、このアルバムにダニエルソン、ウルフワケニウス、そして、ヴィクトリアトルストイがいなくても、、
買ってみようって、思った、フェヴァリットな曲。。A Child Is Bornから。。
トルストイと入れ替わりで入った、Jessica Pilnasの歌声から。暖かで深みのある落ち着いた声。
北欧の姫達共通のフラットなスタイル。情感込めて丁寧にテーマメロディを歌い上げます。うまい。
そして、歌うようなトロンボーンのソロ。素敵☆
そして、本当に歌う彼。。ソフトで親しみやすく、、優しく。
二人でハモる所は、とけあって幸せな空気。。まるで品の良いラブバラード。
Maria Gar I Tornesnarは、民族楽器? kanteleも使っての演奏。心に響きます。
Ding Dong Merrily On High は、前回もでていたIda Sandの歌&ピアノをフィーチャーしてジャジィに。
スウェーデンの民謡、Jul Jul Stralande Jul は、全員で。。
4人のヴォーカルが聖歌隊のように丁寧に声を合わせて。。斉唱。
クラシックの歌手Jeanette Kohnのソロが胸にしみます。
このスウェーデンの民謡であるこの曲、今シーズンのお気に入りの1曲です。

Himmelはアコギとトロンボーンのデュオ。朗々とした空間。
Det Ar En Ros Utsprungenは、先日のJulにでは、En Rose Sa Jeg Skyde。
こちらは、明るく賑やかな「一輪のばらが咲いた」です。お祝いムード満点。
お馴染みOh Little Town Of Bethlehemはインストで。
Veni Veni Emanuelも古いキャロル。たんたんと。何故か前に進むしか無い日々の暮らしが浮かんでくる。
サックスが振るわせる空気がとても心地よいIn Dulce Jubiloはトロンボーンのソロとともに静かな喜びを感じる。

サックスソロで始まるThis Christmasは、Jessica Pilnasの歌がとても素敵。
メロウなテナーサックスソロが胸がキュンとなる。ポップなチューン。
Ida Sandの弾き語りで、ちょっと鼻にかかった声でエモーショナルに盛り上げてCandlelight Carol。
Kristallenは、唯一のオリジナル。普段からデュオで活動してるJonas KnutssonとJohan Norbergで。
kanteleを使った非常に牧歌的な雰囲気で、とても民族的な演奏。
今度は、ギターに持ち替えたJohan Norbergとトロンボーンのデュオ。

今回のアルバムで、この二人のデュオの場面が私的には白眉。
空気のざっくり混じったラングレンのトロンボーンの響きと、内省的な空間使いのうまいアコギのJohan Norberのデュオはとても美しい。
マリアの子守歌は、Idda Sandの伴奏で、Jeanetteの独唱。敬虔な気持ちになります。
最後もIdda Sandのピアノ伴奏で、黒っぽいフィーリングを持ったSharon Dyall の独唱。
息づかいもなまめかしく、ピアノと見事に絡んで余韻もタップリに終演。

北欧のトラディショナルな雰囲気を真摯に伝える一枚。
できたら、Christmas With My Friendsとあわせて家宝に。ついでにDVDもありまーす。
みっつそろったら、願いがかなう。。。って、嘘ッ!!


1. A Child Is Born (Thad Jones / Alec Wilder)
2. Maria Gar I Tornesnar (traditional)
3. Ding Dong Merrily On High (traditional)
4. Jul Jul Stralande Jul (Edvard Evers / Gustaf Nordqvist)
5. Himmel (traditional)
6. Det Ar En Ros Utsprungen (traditional)
7. Oh Little Town Of Bethlehem (Phillips Brooks)
8. Veni Veni Emanuel (traditional)
9. In Dulce Jubilo (traditional)
10. This Christmas (Donny Hathaway)
11. Candlelight Carol (John Rutter)
12. Kristallen (Johan Norberg)
13. Christmas Hymn (traditional)
14. Maria Wiegenlied (traditional)
15. Peace On Earth (Rachelle Ferrell)

Nils Landgren - trombone, vocals
Jeanette Kohn - vocals
Jessica Pilnas - vocals
Sharon Dyall - vocals
Idda San - piano, vocals
Jonas Knutsson - saxophones
Johan Norberg - guitar, kantele
Eva Kruse - bass

11月のおしまいに届いたニュースレター「スカンジナビアン・コネクション NEWS 081129」の森さんの文章に、(抜粋)


11月30日にイェーテボリに戻り、12月1日からボーヒュスレーン・
ビッグバンドのクリスマス・コンサートの企画に取り組む予定です。
今回は音楽監督のニルス・ラングレン、そして女性歌手リグモール・
グスタフソンを迎え、12月2日から10日まで、西スウェーデンの各地を
廻り、クリスマスにちなんだ曲を演奏致します。

またその後、18日、19日とイェーテボリのジャズクラブNefertitiで
ボーヒュスレーン・ビッグバンドの恒例クリスマス・コンサートを
行います。詳細は下記のサイトをご覧下さい。
http://www.bohuslanbigband.com/


って、あったのです。。
とりあえず、、叫んでみる。。

森さ~~ん、来年は、是非、BBBのクリスマスアルバムを!!

と、、言うことで。。
もうすぐ、、冬至です。。。暗くなりました。。
んじゃ、退散♪





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最終更新日  2008年12月18日 18時00分11秒
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