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2009年01月27日
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テーマ:Jazz(1961)
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八木ブラザーズ Ver.5.0 @ Jazz Flash
八木敬之(sax) 八木義之(vtb) 細木久美(p) 阿部国男(b) 西尾研一(ds)

さて、そんなこんなで心も身体も温まったご一行は今宵の本拠地ジャズフラッシュへ。
既に入れ替え時間も半分?程、、経過。。?
前回マイミクになって頂いたドラムの0さんに確保していただいた席に坐って開演時間を待ちました。と、偶然にも反対のお席には、先程存在感のある歌を聴かせて下さった吉川ナオミさんが。ご挨拶交わして、、かわいい名刺貰った。(嬉)すみません、わたくし名刺持ってないの。作ろうかなァ。璃事長名刺!(爆)

ステージからは、一部メンバーの野望??に満ちた「枯葉」が。。。。(爆)
新潟の清く正しいジャズファンに、我々も小粋にスタンダードができると言うアピールしたいんだかなんだかわかりませんが。。。これが、適当に力が抜けていてめちゃくちゃよかった。粋だな。特にこやぎ小。(爆)次回もリハの時間にお願いいたします。m(__)m
これが、実は今日のハイライトだったりしてぇ。な、、わけないのですが。。
拍手を貰って、ちょっとして、、スタート!

オープニングはモンクのWell You Needn't。
前回さえこ姫のリクエストから、モンクの曲は不気味かわいいがキーワード。
いきなりこやぎ大が、こんなにハイテンションに吹きまくってしまうのは、どうだろう。。?まぁ良いでしょう。(爆)
続く、こやぎ小もやるき満々ハードボイルド。さっきの枯れ葉の小粋さは何処へやら。
で、くみちゃんはくみちゃんフレーズ満載だし。グルングルン回って、ガンガン叩いて、、う~ん。やっぱり、根がモンク。ドラムが煽りまくっての怒濤の激戦。テーマに戻ってクッタクタの終演。。でも、最後までかわいかったですぅ。(はぁとぉ)
2曲目、これも前回から八木ブラでも演奏するようになった曲Bud Powellデッス。
チックコリアのバドパウエル。お決まりのMCから入ります。
パウエルの間にコリアがチョッコリ顔を出す曲でとても楽しい曲です。
綺麗かわいいフレーズも混ぜてピアノソロがグルービィな演奏。こやぎ兄弟は、放し飼いでも演奏してて、二人で安定した感じの長尺ソロですね。バース交換は何でもできる西尾さんの腕の見せ所でっす。ガンガン決まって興奮しすぎたこやぎ大のボケもありましたが無事終了。

わたくしが思うのに、、こやぎ大は自分のソロまでの時間が長いほど、攻撃的で長いソロになるかも。しかも、決まって冷静を装ってソロに入る。(爆)で、いきなり怒濤の攻めになる。(きっぱり)
と、、何故かここで観客席からくみちゃんとベース阿部さんを呼ぶ声が。。
うむ。。。なんだったんだろう。。。ライブ進行中の個人的ご挨拶??でした。(謎謎)

さて、こやぎ大がソプラノを持ってちょっと不穏な雰囲気。(爆)
げげ!!!ドヒャァ~Nika's Dream!(^_^)v
元のメロディも結構印象的な曲でありますが、かなりハードボイルド&スリリングなニカの夢。
イェ~~ィ。夢には常に危険も伴うのか?
最初から煽り状態のドラムの容赦無い連射砲をうけてこやぎ大クレイジーなニカの夢。
それが、、感謝の気持ちの表れと、、見るべきですか?ん?
変わってこやぎ小の地獄のそこからはい出てくるようなドスの効いたソロ。。。
そこまで、、ドロドロしなくても。。。やっぱり、それも感謝の表れでしょうか。。。?
ピアノも怖い音がいっぱいだった。。。なぁ。。あぁ。。
これでもかって、全員でハイテンションに怒濤に演奏しまくった。
名付けて「ニカの悪夢」って、感じだろうか。。本当は、ちょっと名曲リカードボサ似の小粋な曲なんだよねぇ。。でも、会場は大盛り上がり、興行的には成功。
兄&西尾ドラムが抜けて、Strollin'。こういうメロディを聴かせる曲では、何故か歌心満載のこやぎ小。優しいピアノとダンディなベースにしっかり支えられた本人からは想像もつかない小粋な演奏。(爆)
特にこの構成の時に聞き逃しちゃいけないのが、何時も影の力持ちの阿部ベースのソロ。
阿部さんのソロは派手な立ち回りは無いけど、ジャズの香りがたっぷり詰まったほっとする演奏。
やっぱり、このバンドの良心、そして心のオアシスは阿部さんだなぁ。(しみじみ。。)

1セット目最後は、One Finger Snap。これも前回からの曲。この曲でドラムが燃えない訳は、、無い。(爆)先攻こやぎ小、頭から一気に駆け抜けて天国のハバードに届けとばかりに初っぱなからストレートアヘッド。イケェ~~、もっと、イケ~~!中盤以降も容赦なく吹きまくってシリアスハードな後半をこなしてバトンタッーーチ。こやぎ大のちょっと冷静なふりした入りから、お決まりにドラムとガンガン絡ンでぐるぐるハードな演奏。もう、わたくし的興奮の坩堝。大興奮しちゃいまして、「馬鹿野郎~!!」、って、叫びたいくらいな気分です。(爆)
きゃぁぁぁ!!!!!神様、身が持ちません。会場ヤンヤンで終わり!

ここの休憩なんにも覚えてない。。放心状態でーす。どうやら1セット目から既に満席で外でお持ちの方々もいらしたようで。いやいや、「このバンドお勧め」、「このバンド外せない」、、とか、嬉しい台詞ににんまりしながら、、あ、、思いだした。今さんが10円でビール買おうとしたのと、「八木のお兄ちゃん」がヤケに嬉しそうな声を上げてた。イェ~ィ。

だけどね、ぎゅうぎゅうのフラッシュ観客は容赦なく2セット目をお待ちです。はい。早く、いけッ!

ジャ~~ン、ジャァン、、ジャン!!と、かわいくご挨拶したあとは、再び不気味かわいいモンクのあの超有名曲!Brilliant Corners。
ジャズフラッシュに珍獣ヤギ~ラ登場って、感じで(爆)不気味にユニゾッタあとは、、フロント二人が、絡まず同時進行して行くのでありますが、この辺は放し飼いあたりで鍛えてる成果が出ておりますがな。仲が悪い兄弟か?と、心配スル人も居たか?居ない。(きっぱり)う~~ン、かっこいいぞぉ。(爆)
こういうのは基本は相手を完璧無視なのですが、ちょっと反応しちゃうところが、、これまた、かわいい。
でも、凄く、がんばりましたぁ!こういうのかっこいいよねぇ。
ミークさまの千鳥歩き風のピアノもつかんでましたです。そのあともピアノ怖かったねぇ。。。
どうも、頭の中味の崩壊具合が、モンクの曲想、あの不協和音とあっているようで、最近のこのバンドのキーワードは「セロニアスモンク」のようです。。大笑いな1曲でありました。
またまたこやぎ大がソプラノに持ち替えて、I Hear a Music。夏にも演奏してましたね。急降下のクミチャンフレーズも入って、ピアノも好調。ソプラノ流暢に「気合い込めて」吹きまくっておりました。まぁ、でも、今回のソプラノ大賞はわたくし的にはニカの夢なので、結構冷めた目で聴く。(嘘)次第にフリーキィな方向に進んでお見事でした。続く、冷静な感じのこやぎ小のソロもよかったな。もちろん、お決まり怒濤のバース交換。
しかしね、思ったんですが、ユーモアつうか、ひょうきんなあるいはユーモアのあるメロディと「憎たらしいくらい自己顕示欲満載のソロ」この対比がこのバンドの特徴ですね。(大笑)

と、、ここで一転、静かにTheme for Ernie。
間違いなく大喜びが会場に二人。一人はモチロン璃事長こと、、わたくし。もう一人はコルトレーン大好きテナー今タクオ。こやぎ大曰く、「臭いメロディ」、、と、言うけど、男は黙ってTheme for Ernieを吹くのだ。
本当に素敵なテナーヴァージョンが沢山あるのです。はい。有名なのはソウルトレーンのコルトレーン。つうか、トレーンさまの愛想曲だからみんなが取り上げるのかな?
哀愁あるメロディだけど、アーニーは男性。アルトサックス吹きに捧げられた曲です。
わたくし的ツボは、、この曲、テーマメロディ吹くところで、フット息を抜く?する?ところがクラクラするんだよねぇ。なんか、人生を感じる。(^_^);;
こやぎ大クン珍しくテーマメロディを丁寧にノンビブラートでストレートに。
でも、この人の場合は、頭に浮かぶのアッチの人でしょうねぇ。哀愁は哀愁、ソロはソロ。(爆)
ソロは、やっぱりグロスマン。透明感溢れるピアノをはさんで、少し明るさを混ぜながらおしまい。結構、説得力ありましたよ。

ここで、夏の宣伝をして「スティーリー初段」で来るとか、「初段ホーンセクション入った放し飼いオーケストラ(爆)」とか。。対抗してこやぎ小くんが「んじゃ地味に置き楽器無くてもデキル最小ユニット」で、みたいな話で。

Buffalo Wings!いきなり気持ち悪いハモりに。これはこれでちょっと聴いてみたいな気もする。(爆)
こやぎ大に懺悔して貰ってGO!でも、この後のソロよかったな。チョットダークでシリアスな感じが男気いっぱいのBuffalo Wingsにはぴったりです。ダンディで辛口なピアノソロもよかったな。やっぱり、渋く男前に初めて、後半に早いパッセージ持ってくるこやぎ小のソロ。みんなで良い感じ。テーマをユニぞっておしまい。
最後はラテンヴァージョン「仮面舞踏会」ことThis Masquerade。前回初めて聴いたときは元ネタはリオンラッセルのあのもの悲しい哀愁たっぷりの曲との違いにお笑いしちゃったのですが。。明るく大騒ぎ、テンポもよく派手さもあっておしまいの盛り上げにはピッタリな感じです。怒濤の吹き倒し、ガンガン煽るドラムと、いやいや、押し倒してなんぼな乱○風な(お下品な表現だな)すごい仮面舞踏会です。ハイ。軽いジャブ交えながらプッシュするドラムで、テンポよく歌心残しながら軽快なフロントのソロ。ピアノの秘めた情熱と繋がって、テーマに戻っておしまいだぁ。あぁ、大笑いさせていただきました!

アンコールがかかるものの、、次のセッション時間に流れ込んでいるのでこれでオシマイ。
きゃぁ~~、楽しかったです。今回もお腹が捩れた!お隣の0さんと一緒に大笑いしました。

元々、東京組の兄&西尾さんのハモり方は何時も尋常じゃ無いし、新潟組の3人特に弟&くみちゃんは息が合ったコンビなのだが、回を重ねることでこの路線は残りつついろんな場面で意味でクリティカルマス的感じが出現し始めてるかなぁ。だから、誰かが個人的に調子が悪かったりしても大きなマイナス要素にならなくなってきてる気がしまァす。なんちゃってネ。大精進して、また新潟のジャズファンを楽しませて下さいね。

セッション、、かっこいいギター豊川さんが登場してスペインをドラマチックに引き倒すんだけど、、
今回は、これでおしまい。ジャズフラッシュ!万歳!!

セットリスト

前振り
枯葉(野望ヴァージョン)

1セット目
Well You Needn't
Bud Powell
Nica's Dream
Strollin'
One Finger Snap

2セット目
Brilliant Corners
I Hear a Music
Theme for Ernie
Buffalo Wings
This Masquerade

では、退散♪



詳しくは、こちらで。。

冬の新潟ジャズストリート<八木ブラ本番編> (やぎ)


【5回目】冬のジャズスト参戦記 (やぎ@かめいど)





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最終更新日  2009年02月01日 09時06分34秒
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