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2009年07月10日
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テーマ:Jazz(1958)
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副題 ☆ Don Grolnick って、誰じゃい!! ☆




さて、★八木ブラの長岡の音食のライブ Tel 0258-36-7655 ★まで、丁度、一週間になりました。
ここではジャズストとは、まったく、違う選曲らしいのです。
で、もちろん、とっても楽しみなのですが、んじゃ、ジャズストでは何を演奏するんだろう。。
って、随分前から、、ムクムク、疑問つうか、、興味がわいております。(爆)
いろいろ考えたのですが、、多少の情報漏れがある程度で、、まったく、見当がつきません。

練習があるたびに、、みんなで、「小難しい」を連発するし。
これだけじゃ、聴きにいってみよう!って、気分にならないよねぇ。。(笑)
そこで、門外な璃事長が、、少しだけ考えてみました。
「傾向と対策」なので、外れても、、文句はなしね。(爆)

まず、ヒントは、、結構前に始まっているのです。
そのキーワードは、「Pools」って、曲。
3月の頭に、今は亡きマイケルブレッカーが無性に恋しくなった日がありまして(泪)、ブレッカー繋がりでアルバムを聴いていたのです。それが、、「日曜、、夕べのジャズ喫茶。。」
この時、珍しくも八木ブラカンパニーの専属ドラマーにしょさまが、、反応したんですねぇ。。
と、何故か、、こやぎのでかい方も、妙な発言を重ねたのですねぇ。。

暫くして、ちっちゃなこやぎさまから、この時にかけていたCDの一枚「Hearts and Numbers/Don Grolnick 」を貸して欲しいと。。
??
そうなんですねぇ。。
その後、ミクシィ内の発言で「Don Grolnick」の楽譜集をめっけた、、とか、エフェクター買った、とか。。の発言総合すると(爆)、、
どうやら、今回の八木ブラザーズは「Don Grolnick特集」って事なのではないかと。。、って誰でもわかるか。(爆)

そこで、普通のジャズファンは「Don Grolnickって誰じゃい!」って、叫ぶと思うのですが。違うか???
この人、ピアノ&キーボード奏者、そして、コンポーザー&アレンジャー。で、プロデュースも致します。
もともと、八木ブラザーズの3「ご」兄弟が青春時代にときめいていたバンド、ブレッカーブラザーズのキーボード&ピアノ担当ですね。実は、その前の時代から繋がってるのですが、この辺モッテマヘン。m(__)m
マイケルブレッカーとは、大の仲良しです。「Steps」でも繋がってるし、初期のマイケルのリーダーアルバムのプロデュースもしています。
だから、マイケルファンは知っている名前だと、、思いますが、、48才で96年に亡くなってしまったし、基本地味な感じの前へ出てくるタイプではないのでスッカシ忘れてました。
彼のプロデュースしたマイケルのアルバムは、マイケル以上にマイケルのことを知り尽くした男、と言った感じかもしれません。
あ、ジェームステイラーとかのプロデュースもしてたりと、ジャズ業界だけではないですね。

で、、ドングロルニック、、彼の創り出すサウンドは、まぁ、簡単に言ってしまいますと、ジャズと言う手法から大きく外れることなく、そこに最小限にエレクトロニクスの力を自然な感じで加え、羽根の生えたような空間を作り出しています。人はフュージョンと呼びますかしら。
どうなんでしょう、、ピアノもめちゃくちゃ、テクニシャンではないのだと思うのですが、とてもセンスよく、端正でエレガントな感じがします。
でも、この人のアルバムの魅力はなんと言っても作曲(アレンジ含む)と一緒に演奏するメンバーなんだろうなぁ。

まず、曲。
とても綺麗なのです。内省的で美しく、、で、ウェットではないのですが、どことなく哀しみを秘めたようなメロディが多いのです。
深淵なる心の闇に通じる哀愁というか、、諦めというか、、
静かで優雅なメロディは、彼の想いや叶わぬ願いを1音1音に込めたような切なさもっもっています。
例えると、何もかも飲み込んで夜空にゆたい、静かに煌めく銀河のようです。
少し、変わってるけど、優雅で綺麗なメロディですよ。

そして、その美しさを表現するのが、激しいブロウが信条のホーン達。
彼の意向に添いながらも、熱いブロウを繰り広げるホーン。
「静と動」、「ホット&クール」のコントラストが生み出す不思議な魅力が魔力です。

マイケルのリーダー作で、何曲か彼の曲を聴けますが、ここはやはり本人名義のアルバムで。
今回、必ず演奏するだろ1曲、「Pools」が入った彼のリーダーデビュー作を紹介しますね。


Hearts and Numbers/Don Grolnick

1985年の作品で、マイケルブレッカーのワンホーンアルバムでもあります。
曲によって、メンバーが少しづつかわってますが、最後のドングロルニックのソロ以外はマイケルのなかなかの吹きまくりが聴けます。ご本人は、シンセとアコピを弾いてまして、演奏はアコピ中心で、シンセはオーヴァーダヴとか効果音的な感じに。
今、聴くとこの打ち込みは、、ドウナンダァ。。って、のもナキニシモアラズなのですが、30年近く前の状況を考えたとき、それはしかたないな。
レゲエのリズムをンタンタと強調した部分とストリングスをかぶさる滑らかな部分と対比させた1曲目。
打ち込みのパターンの中で、マイケルがモーダルにブロウしまくる2曲目。
3曲目は、Stepsでも演奏していた☆Pools☆(こちらのベースはウィリーリーだねー)冒頭の繰り返しフレーズが頭から離れなくなる曲ですね。ドングロルニックのピアノフューチャー。この曲はきっと演奏するな。
この後の☆Regrets☆も好き。凄く透明感溢れていて、アコギも入った水彩画のような詩的な1曲。
ピアノも繊細で美しいのだなぁ。。わたくし的にはこれも演奏して欲しいな。
と、続く☆The Four Sleepersも、ちょっとユーモアーある冒頭イントロからは想像できない美しい曲なのですね。Regretsも好きなのですが、Poolsの他にもう1曲ここから選ぶなら、ワタクシ的にはこれかな。
アースキンとドラム?で煽られまくったマイケルの怒濤のブロウがかっこいいHuman Bites。
打ち込みなんですけど、都会的な素敵なメロディを持ったAct Natural。
ドングロルニックのピアノソロで送るクラシカルな感じのナンバー。優しい流れの中で気がつくとエンディグを迎えます。心安らかな終演ですね。

1.Pointing at the Moon
2.More Pointing
3.Pools ☆
4.Regrets ☆
5.The Four Sleepers ☆
6.Human Bites
7.Act Natural
8.Hearts and Numbers

Don Grolnick ( p, synthesizers)
Michael Brecker (ts)
Clifford Carter (synthesizerprogramming)
Marcus Miller (b)
Will Lee (b) 
Peter Erskine (ds)
Jeff Mironov (g)
Hiram Bullock (g)
Steve Jordan (ds)    
Tom Kennedy (b)
Bob Mann (g)

と、、言うことで、、☆がついてるのが、、わたくしてき予測です。(爆)
いかがですか?
このクソ暑い新潟の夏に、、なんだかぴったりでしょ。
過去のイメージは、結構おドロドロ、した、八木ブラを想像してた人には朗報でっす。
って、どうせ、ソロはドロドロな気もするが。(爆)
でもね、、ちょっと、聴いてみたくなったでしょ?
まぁ、今回は真昼なんですけど、、かなりムードある大人のサウンドなのよ。(元ネタは。。)

ドングロルニックこの後、ブルーノートから、二枚のアルバムをだします。
そして、ラテンに系統したアルバムを一枚だして、、夭折しちゃうのだ。(泪)
たぶん、ブルーノートのアルバムあたりからも、選曲されると思うのですね。。
マイケルブレッカーのリーダー作にもある曲があるしね。
でも、長くなったから、、今日はここまでネ。
んじゃ、退散♪





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最終更新日  2009年07月10日 20時16分53秒
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