為替が、急変^^;
日中、1円以上の円高で、108.5円と節目の108円台へ。材料としては、原油と金の相場上昇に加え、米連邦住宅公社2社の先行き懸念と。 これは、同時に、NYダウの反落要因となりうるので、蓋を開けて見なければ判りませんが、かなり危うい。 日経平均、前記の原油&金などの商品市況の反発で、商社や鉱山などが強かった反面、国際優良株が、円高に伴い軟調で、99円安の12752円と続落。(米国GS証券が、原油先物相場、年末も140ドル前後とのレポートを出したため、原油先物が6ドルもリバし、122ドルへ。) このためロウソク足は、日中続落の陰線引坊主となり、組み合わせは陰線包みと、ネガチィブナ形。 ただ、雲の下の陰線包みは、悪材出尽くし感でのリバンドも偶に有りますので、ボリンジャーバンドの-2δラインと共に、微かな期待も。 明日、仮に12670円を割れたならば、2番底の思惑は飛び、12,300円ほどまでの下げがとの見方が多い、ただ、12500円はSQのラインなので、一度は反発すると見るむきも多いので、NYダウが反落して下押しした時は、狙い時かも知れません。(NYダウ、寄付きで、終ったと思いましが、今は、リバンドの流れ、多少期待出来そう、ただ、朝になって見なければ判りませんが) 先物売買、個別株の売買せず、(先物のシコリ玉4枚保持。) 楽天を買いでチェックしていますが、日興コーディアル証券が、ヤフー買い・楽天売りの投資判断を下したため、大きく売られ5日線割れ、出来高が増え、5日線に復帰したら狙って行きたい。 eワラント取引概況は、プット・コールレシオ*:66%(前日比-7%)8月20日新規買い指数** :32%(前日比+2%)前場後場ともに個別株を対象とする銘柄の取引活況。大引け以降は取引の中心が外国株価指数やWTI原油先物リンク債を対象とする銘柄に移る。 朝の外資系証券13社経由の注文状況は、売り1260万株、買い1580万株、差し引き320万株の買い越しとの観測。 しばらくは短期的な値幅取りと割り切ったトレード フィスコの村瀬氏は 日経平均、先物市場での大口売りで、一時12741.22円まで下げる場面をみせ、その後はボリュームの膨れない相場環境が続く中で下げ渋る動きもみられたが、結局は99.48円安の12752.21円(出来高概算15億7000万株)と本日の安値水準で取引を終え、終値ベースでは直近安値をつけた7月16日以来の12800円を割り込んで取引を終えている。 米住宅金融の国有化懸念などから金融関連が軟調な反面、原油相場の上昇を背景にエネルギー関連が強い動きをみせている。 その他は材料系銘柄での値幅取りが中心であり、太陽電池、原発、食糧関連といった位置付けの材料株が賑わっていた。 また、新興不動産株が軒並みリバウンドの動きを強めていたのが目立っている。先物市場では寄り付き直後から500枚単位の大口売買か交錯していたが、その後はこれまで同様、膠着感を強めている。 日経平均は7月安値とのボトム形成が意識されるところであるが、一部のテクニカルでは7月末にかけての上昇がダマシとなった可能性から3月安値を意識した下振れ警戒もでてきている。 また、新興不動産株が軒並みリバウンドを強めてきているが、信用取り組み倍率は1倍を下回る売り超の需給が慢性化している銘柄も多く、買戻しを誘う流れにつながっている。 米住宅金融のフレディマックなどの国有化が早まるとの見方を警戒する一方、アク抜けを期待する向きもあるようだ。ただ、信用不安が完全に払拭されている訳ではなく、破綻警戒など週末リスクが再び強まる可能性もあり、明日は強弱感が対立しそうである。 また、米住宅金融問題の決着や米SECによる新たなカラ売り規制措置への期待から、ここからのショートポジションは禁物とは考えられるが、先回り的なアク抜けを狙ったポジションも厳しく、しばらくは短期的な値幅取りと割り切ったトレードが中心であろう。