|
テーマ:最近観た映画。(40091)
カテゴリ:映画
ロバート・ロドリゲスの名前に惹かれて、オットと鑑賞。
子供には決して見せたくないし、友人に薦めようともあまり思わない映画。 でもでも、私は好きです。 主人公は3人の男。3人は友人でもなく、面識も無い。 彼らの共通点は愛する女を命がけで守ること。 これが文字通りの「命がけ」なんですよ~車に撥ねられても、銃で撃たれても、ロープで首をくくられつるされても死なないの。リアリティー皆無です(笑) 画面が白黒(効果的に赤・青・黄色が使われている)なので、残虐シーンが多いにもかかわらず、あまりグロテスクに感じないんだけどね。 トイレに顔を突っ込まれるシーンで、便器に大が浮いていてそれが黄色かったのと(と思ったんだけどオットに確認したら「ちがうやろー」と言われた)顔を出し息をしてから口から出た液体が黄色かったのは、笑った。 キャスティングが涎モノです。 不器用な大男、マーヴを特殊メイクで別人になったミッキー・ロークが演じています。エンドロールで確認するまで、彼だと分かりませんでした。 そのマーヴと死闘を演じるサイコキラー=ケヴィンをイライジャ・ウッド。このケヴィンが超不気味で…「ロード・オブ・ザ・リングス」の可憐な(笑)ホビットは何処へ…? クライブ・オーウェンのドワイトも良かった。オールド・タウンの女たちを守ろうとするドワイトはクールであろうとするんだけど、死体になったジャッキー・ボーイ(デニチオ・デル・トロ)との掛け合い(実際は独り言なんだけど)は良かった。笑えた。このシーン、実はタランティーノが報酬一ドルで監督したシーンだと後で知り、ニヤリとしちゃいました。 そしてそして、ブルース・ウィリスの演じるハーティガンの渋いこと。 相棒に嵌められて8年も独房生活送って、出所と同時にナンシー(ジェシカ・アルバ)探し。 そして、ナンシーを見つけ、守り抜き…究極だよなぁ~ ハーティガンの相手はイエロー・バスタード。こいつがまた、本当に気持ちの悪い化け物なんですが、○○をとられちゃったシーンはかなり痛そうだった…その後のシーンもかなりグロ。 オールカラーだったら、最後まで観るのはムリだったかも…と思うくらい、残虐シーンたっぷりの映画なのですが、パートカラーがとても効果的で、スタイリッシュな映画でした。 ザ・マン(ジョシュ・ハートネット)のシーンも好きです。 でも、ジョシュはいまいち映画にピタリときてなかったと思うのですが…じゃ、誰と言われると悩む…バンデラスではないよなぁ… ストーリーより、映像に注目が行きがちな映画だと思うけど、実は不器用な男の愛の物語なのです。ハードボイルド好きなので、たまらなく好きなタイプの映画です。 続編の製作が決定しているそうで、キャストも続投するそうです。でも、ブルースはもう出ないんだよなぁ…(T_T) アンジェリーナ・ジョリーも参加するそうで、続編、超楽しみです。 ロバート・ロドリゲス大好きです。この勢いで「シャークボーイ&マグマガール」も観るか…? ムスメが「スパイキッズ」シリーズの大ファンなのよねぇ… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画] カテゴリの最新記事
|
|