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■大好き歴史マンガ

＜西洋史＞
１．エマ/森薫　　・・・英国が舞台。メイド×貴族のせつなく甘いロマンスです。リージェンシー（摂政期）ロマンスがお好きなかたにはイチオシ作品です。

２．王家の紋章/細川智栄子／芙～みん・・・超有名な作品です。ロング連載中です。古代エジプトのファラオ（王）と大富豪の娘キャロルの時空を超えた愛を壮大に描いた作品です。私はこの作品の影響もあり大学の専攻を西洋史にしました（！？）

３．サラディナーサ/河惣益巳　・・・大航海時代のスペインが舞台。フェリペ２世のおとし子ともうわさされる海賊の総領娘サラディナーサが主人公。愛あり、戦争あり、政治のかけひきあり、登場人物たちの生き方は激しく、ドラマチックに話は展開していきます。

４．七つの黄金郷/山本鈴美香・・・エリザベス女王統治下のイギリスが舞台。スペインと海の覇権を争っているイギリスの海賊貴族の娘（男装の令嬢）がヒロイン。すごく古い作品ですが、作品自体はまったく古くなっていません。深いです。連載が中断されて早何年。続編を待ち焦がれる作品のひとつです。

５．蒼のマハラジャ/神坂智子　・・・インドが舞台。イギリス外交官の娘とマハラジャのロマンス。最近コミック文庫で再販されてうれしい限りです♪

６．アンジェリク/木原敏江（作画）・・・フランスが舞台。ルイ14世よりも古い血統を持つという貴族と貧乏貴族の娘のロマンス。このふたりのロマンスは山あり、谷あり。幼いヒロインが女性として、苦労しながら愛に目覚めていきます。作品の背景である当時の世相もわかりやすく描かれていて興味深かったです。
漫画化されたのは、おいしいとこどりというか、ながーーーい作品のほんの一部。原作もお勧めです。いまは入手が難しいのでオークションや図書館などで読めるかもしれませんね。

７．ベルサイユのバラ/池田理代子・・・こちらもマンガの古典ともいうべき有名作品です。フランス革命のパリが舞台です。男として育てられた男装の麗人オスカルと使用人アンドレのせつなく甘いロマンスや激動の時代を生きる登場人物たちの生きざまが描かれています。この作品の影響を受けたというひとも数限りないのでは。