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May 4, 2007
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 このシリーズの前作同様、正史「三國志」と「三国志通俗演義」関係書に目を通した著者ならではの視点で、諸葛孔明はじめ劉備玄徳一家(ヤクザまがいの一味と仮定)を裏読みするとてもおもしろ~い本でした。前作のときは、「へ~」という感嘆と本当にこうだったら面白いな、ぐらいの感想でしたが、今回は、ギャグ満載であり、本を読んで声を出して笑うことなどめったにないわたくしも、クスクス・クックと声をだして笑いながら読んだ始末です。英雄・豪傑とされている劉備ですが、ほとんど百戦全敗であったにも関わらず、人々の関心を呼んでいた謎、殺人マシーンのような関羽、張飛はじめろくな作戦もなく、諸葛孔明の進言さえも退けられていた様子が、軽妙に語られています。

 歴史は相対的なもの、というよりも、史実として公になっていることも簡単に鵜呑みにしてはいけないよ、ということ、王侯貴族の興亡史が、後世においてエンターテイメントとして民衆の楽しみとなっていった背景には、現実逃避と反権力の民衆の心理があるのでは、と考えさせられたものでもありました。






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最終更新日  May 4, 2007 08:49:41 AM
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