渚の空-アニメの道

まさかバレーで１５分遅れての放送とは・・・時間に余裕をもっておいて良かった（＾＾；）





部下　『陛下、ご遺体が到着したと・・・』

ブリタニア皇帝　『今、クロヴィスと話しておった・・・急がなければな、計画を・・・』




アッシュフォード学園に入学したスザク
だが、元はイレブンの名誉ブリタニア人、しかも誤認とはいえ、クロヴィス殿下殺害の容疑までかけられた軍人
周囲の反応は当然の如く冷たかった

そんな中、ルルーシュはスザクにあるサインを送る


ルルーシュ　『七年ぶりに使ったよ・・・このサイン』


スザク　『屋根裏部屋で話そう・・・安心した・・・無事で』


ルルーシュ　『お前のおかげだよ。そっちこそ俺を庇ったりしなきゃ・・・』


スザク　『借りを返しただけ。七年前の・・・』


ルルーシュ　『・・・』


スザク　『あの子は？カプセルの・・・』


ルルーシュ　『戦闘のどさくさで離れ離れに・・・そっちのほうが分かるんじゃないのか？』


スザク　『いや、親衛隊以外は誰も知らなかったみたいで・・・』


ルルーシュ　『そうか』


スザク　『・・・名前、ルルーシュって呼んでも？』


ルルーシュ　『前の俺は、記録上死んだことになってるから。ルルーシュ・ランペルージ・・・今はそう名乗ってる。そっちこそ軍事法廷はどうなったんだ？それにここに入学って・・・』


スザク　『僕も驚いたよ、まさかルルーシュがいるなんて・・・その、捜査を正しく行うよう取り計らってくれた人がいてね。その人が、１７歳なら学校へ行くべきだって・・・』




おそらくその人物だとされるユーフェミアは、クロヴィスの描いた絵画を眺めていた


ユーフェミア　『これ・・・全てクロヴィス兄様がお描きに？』


執事　『はい』


ユーフェミア　『優しい色・・・これが兄様だったのですね』




その頃、コーネリアは、とある地域のゲリラを襲撃していた
ゼロを探すためである


ゲリラ　『まさか、コーネリアが！？』


コーネリア　『旧時代の遺物が・・・！』

圧倒的な力の差を見せ付けるコーネリア
当然の如く、ゲリラたちは手も足も出ない


コーネリア　『投降せよ！愚鈍なイレブン共！！』


ゲリラ　『くそ、ブリキ野郎が！！』


コーネリア　『ゼロはいないようだな・・・一つずつ潰しても埒が明かないか・・・』


そう呟くと、コーネリアはイレブンたちに銃を突きつける


コーネリア　『お前たちはここで朽ちゆけ！！』




一方、ルルーシュはというと、自宅に呼んできたスザクをナナリーと対面させようとしていた


ナナリー　『ただいま、お兄様』


ルルーシュ　『おかえり。ナナリー、咲世子さん。今日は、俺からプレゼントがあるんだ』


ナナリー　『まぁ、何かしら』


そして、合図を送るルルーシュ
スザクはそっと近づき、ナナリーの手を握る

その瞬間、ナナリーの目から涙が流れだした


ナナリー　『この手・・・良かった・・・やっぱり、無事だったんですね・・・』


スザク　『久しぶりだね、ナナリー』




ナナリー　『スザクさん、今日は泊まっていけるんでしょ？』


ルルーシュ　『スザクはもうこの学校の生徒なんだ。だから、いつでも会えるよ』


ナナリー　『本当に？』


スザク　『軍隊の仕事があるから、毎日は無理だけどね』


ナナリー　『軍隊・・・続けるんですか？』


スザク　『大丈夫。技術部に配置換えしてもらったから、そんなに危なくないよ』


ルルーシュ　『そうか。技術部か』


そう言うとルルーシュは紅茶を入れに行こうとする


スザク　『あ、手伝うよ』


ルルーシュ　『座ってろって。七年前と違って、こっちがホストなんだ。お前、なんか大人しくなったな』


スザク　『君はガサツになった』


ルルーシュ　『ふふ、はいはい』




そして、台所ではC.C.がその様子を覗いていた


ルルーシュ　『部屋に居ろって言っただろ？』


C.C. 『あの男・・・新宿であったブリタニア軍人だろ、いいのか？』


ルルーシュ　『あいつは大丈夫だ・・・その・・・』


C.C. 『ん？』


ルルーシュ　『友達・・・なんだ』




その頃、ジェレミア卿はというと軍の牢獄へと閉じ込められていた


ギルバート　『出ろ、ジェレミア』


ジェレミア　『ギルバート卿、分かっていただけたのですね！？』


ギルバート　『謀反の疑いに関してはな・・・オレンジ君。それに君たち純血派がゼロを逃がした事実もある、位を三つ下げることにした。君には選択肢が二つある、いちパイロットからやり直すか、オレンジ畑を耕すかだ』


ウハｗなんかジェレミア、相当堪えてるようですね
まさかルルーシュのせいで位を三つ落とされる羽目になろうとはｗｗｗ


まぁ、頑張れジェレミア！俺はあんたを応援する！！




ルルーシュ　『また来いよ。ナナリーも喜ぶ』


スザク　『うん、でも・・・ルルーシュ、僕ら、学校では他人でいよう』


ルルーシュ　『何で・・・？』


スザク　『どう説明するんだ、名誉ブリタニア人と友達だって・・・下手すればバレてしまう、君が王子だったことが・・・！！ナナリーもそうだろう、これ以上・・・君たちに迷惑をかけるわけには・・・』


ルルーシュ　『お前はそうやってこの前も他人の都合を・・・！！』


スザク　『この前？』


ルルーシュ　『あ、いや・・・』


スザク　『今日はありがとう、楽しかったよ。じゃぁ、また明日』


ルルーシュ　『ああ・・・』


スザク　『なんか、うれしいな・・・こんな事を言える時が来るなんて思っていなかったから・・・』



牢獄に入れられた時もそうでしたが、自分より友人の心配をするとは・・・やはりスザクはどこまで優しい人ですねｗ

２/４へと続く