渚の空-アニメの道

俺　　が　　使　　い　　魔　　だ





治療室へと運び込まれたロックオン・・・幸い体の傷はたいしたことないらしいが、
効き目をやられてしまい、最低でも３週間は治療室のカプセルに入る事になるようだ

しかしロックオンはその治療を拒否
この状況下で自分ひとりが抜けるわけにはいかないのだ

それに自分が寝ていると、ティエリアが自分の負傷を気にしてしまうのだという





その頃、トリニティたちは追ってきたジンクス部隊の強襲を受けていた
残り少ないGN粒子でなんとか応戦するが、敵ジンクス部隊はフォーメーションを組んで
トリニティたちを圧倒。ツヴァイのファングやドライの装甲も破壊され、トリニティたちはまたもや撤退を余儀なくされる





国連軍がトリニティたちを強襲した事を知るCBメンバーたち
ロックオンは国連軍によるトリニティの攻撃は紛争行為であり、武力介入が必要だと刹那に提案

しかし、その提案を他のメンバーが受け入れるはずがない


アレルヤ　『無茶だよ。僕たちは疲弊してるし、軌道エレベーターも押さえられてる・・・この前襲撃を受けたのもエクシアとデュナメスが敵にトレースされたから・・・』


ロックオン　『ソレスタルビーイングに沈黙は許されない。そうだろ？刹那』


刹那　『ああ』


アレルヤ　『二度と宇宙に戻れなくなるかもしれない』


刹那　『俺一人ででも行く。俺は確かめたいんだ・・・ガンダムが何のためにあるのかを・・・！』


そしてスメラギが刹那に作戦プランを渡す


スメラギ　『不確定要素が多すぎて、あまり役には立たないかもしれないけど・・・ちゃんと、帰ってくるのよ』


刹那　『分かっている』


そして刹那はラッセと共にトリニティたちの元へと向かう





その夜、なんとか大西洋上の孤島へと逃げ延びたトリニティたちの元へアリーの乗るイナクトが降下してくる


ヨハン　『AEUのイナクト・・・』


ミハエル　『光通信？』


ヨハン　『攻撃の意志はないだと・・・？ネーナ、スローネで待機だ』


アリー　『よう！世界を敵に回して難儀してるっていうのはあんたらか？』


ヨハン　『何者だ！』


アリー　『アリー・アル・サーシェス。ご覧の通り傭兵だ。スポンサーからあんたらをどうにかしてくれって頼まれてな』


ミハエル　『援軍って一機だけじゃねぇか！』


ヨハン　『誰に頼まれた？ラグナか？』


アリー　『ラグナ・・・ああ、ラグナ・ハーベイの事か・・・奴さんは死んだよ』


ヨハン　『何・・・？！』


アリー　『俺が殺した』


その瞬間、銃声と共にミハエルの心臓が打ち抜かれる


ネーナ　『ミハ兄ぃ！！』


アリー　『ご臨終だ』


ヨハン　『貴様ッ！！』


ヨハンは持っていた銃でアリーを打ち抜こうとするが
アリーの体術によって一瞬で地面へと叩きつけられる


ヨハン　『に、逃げろ！ネーナ！！』


ネーナ　『で、でも！！』


ヨハン　『早く行けぇ！！』


アリー　『美しい兄弟愛だ・・・早く機体に乗ったらどうだ？これじゃ戦いがいがない』





ネーナ　『ヨハン兄ぃ！ミハ兄ぃが、ミハ兄ぃが！！』


ヨハン　『敵は討つ！！』


しかし、ヨハン向かってくるツヴァイに驚異する
そう、ミハエルの生態データがなければツヴァイは起動できないはずなのだ


ヨハン　『まさか書き換えたというのか？！ヴェーダを使って！！』


ヨハンは必死にアリーと対峙するが、アリーの操縦技量はヨハンを圧倒
次々にアインのパーツを破壊されていく


アリー　『逝っちまいな！！』


ネーナ　『ヨハン兄ぃ！！』


ヨハン　『バカな・・・私たちはマイスターになるために生み出され・・・そのために生きて・・・』


ツヴァイの狙い撃ちを受け、アインは大破
ヨハンまでもがアリーによって殺されてしまう


アリー　『綺麗なもんだな！GN粒子ってもんは！！なぁ？！お嬢ちゃん！！』


大剣を突きつけられ、絶体絶命の危機
しかしそこへ、降下してきたエクシアとGNアームズによって、ツヴァイはドライから弾かれる




アリー　『邪魔すんなよ！クルジスの小僧が！！』


刹那　『アリー・アル・サーシェス！？なぜだ！！なぜ貴様がガンダムに！！』





その頃、リボンズはついにヴァーダをレベル７まで掌握
コールドスリープに入ったイオリア・シュヘンベルグを出す事に成功する


アレハンドロ　『やはりいたか・・・イオリア・シュヘンベルグ・・・世界の変革見たさによみがえる保証もないコールドスリープで眠りにつくとは・・・しかし、残念だがあなたは世界の変革を目にすることはできない・・・あなたが求めたよういつ世界もその抑止力となるソレスタル・ビーイングもこの私が引き継がせてもらう・・・そうだ、世界を変えるのはこの私、アレハンドロ・コーナーだ』


そしてアレハンドロはカプセルに入ったイオリアを銃で撃ち殺す
しかし、その瞬間、ヴェーダからあるプログラムが起動し、正面の壁にイオリア・シュヘンベルグが映し出される


イオリア　『この場所に悪意を持って現れたという事は、残念ながら私の求めた世界にはならなかったようだ・・・人間は未だ愚かで戦いを好み、世界を破滅に導こうとしている。だが、私はまだ人類を信じ、力を託してみようと思う。世界は・・・人類は・・・変わらなければならないのだから』




アリーの猛攻に一方的にやられる刹那
しかし、イオリア・シュヘンベルグの言葉と共に突然エクシアに変化が起こる





機体が赤く染まり、アリーの止めの一撃を一瞬にして回避したのである


アリー　『何・・・どこだ？！』


背後に回られ、ライフルで狙いうとうとするものの
残像を残した高速移動で全くあたらない

それどころか、ツヴァイを四方から圧倒し始めたのである


刹那　『このガンダムは・・・』


イオリア　『GNドライブを有するものたちよ。君たちが私の意志を継ぐ者なのかは分からない・・・だが、私は最後の希望をGNドライブの全能力を君たちに託したいと思う。君たちが真の平和を勝ち取るため、戦争根絶のため戦い続ける事を祈る。ソレスタル・ビーイングのためではなく、君たちの意志で、ガンダムと共に・・・』


再びエクシアに向かってくるツヴァイ
しかし、パワーリミッターが解除されたエクシアに敵うはずもなく、一瞬にして大剣までも破壊されてしまい、アリーは撤退を余儀なくされる


アリー　『何だ！！何なんだありゃぁ！！』


刹那　『トランザムシステム・・・これがトランザム』


(感想)

なんという界王拳


予想通りというか、ついにトリニティの長男と次男が殺されましたね・・・
そしてアリーが奪ったスローネツヴァイ

パイロットが変わるだけでここまで機体の動きが変わるんですねｗ
しかし、エクシアのトランザムシステムは反側すぎるｗｗｗあんな動きをされたらまず人間が操る兵器じゃ太刀打ちできないだろｗｗｗｗ

次回はどうやらアリーがAEUに入隊するようですね・・・アリーとロックオンとの一騎打ちもあるようです
我慢弱い男、グラハムの太陽炉搭載型フラッグもあと少しで登場

第一期の物語りも終盤となり、だんだんと盛り上がってきたので次回も楽しみです！