犬と旦那とIgA＋ニャン

今日は父の検診日。
投薬日、ではなく、検診日でした。


先月先生にお会いした時、血液検査の結果がかなり安定していること、延いては投薬を一旦打ち切っても良いのではないかという提案を受けていて、今回の検査次第で先行きが決まる…と言いますか、父は勿論母も私もドキドキの1日だったのです。


結果は有難いことに前回から横這いの全て基準値内。

現在処方されている飲み薬残り3日分を飲み切った後は、一旦治療終了ということになりました。


完治することはない進行性の病だと告知を受け、ステージの状況から余命の話まで聞かされ、治療を開始してからまさか半年でこんな嬉しい提案が聞けるとは夢にも思っていませんでした。


医学の進歩は本当に素晴らしい。

いや、勿論父本人も頑張って闘ってくれた訳ですが。

先生もかなり驚いておられ、

「正直治療のやり甲斐がありませんわ〜落ち着くのが早過ぎて。」

と笑っておいででした。


今後は月に1度の血液検査を受けながら数値の変動がないか、再び悪化の兆しが無いかを経過観察していくことになります。

恐らく再発は免れないことですし、病院嫌いの父ですがもうここまで来たら腹を括って通院生活を続けてもらうしかありません。

まぁ子供の頃から病院が別荘扱いの私から言わせれば、定期検診ごときでブーブー言うなって感じですけれどもね。

何はなくとも、安心して晴れやかな顔の両親を見ることが出来たのは何よりです。


帰りに祝杯をあげようといつもの父お気に入りのカフェに赴き、本日から開催のルノワール展に因んだコーヒーを頂きながら、ゆっくり窓の外を眺めたり。



まだ年末の風邪引きから本調子ではない母がすっかり元気になったら、改めて美術展の方へ連れて行ってあげようかな。


ああ、今日は本当に嬉しい1日だった❗️


…明日の私の検診も頑張ろ…(小声)