自己血採血 1回目血液検査・尿検査。内科にて、診察を待つ。しかし、診察室が混雑しているということで、「輸血室」に移動。 看護師さんが案内してくれて、そこのベッドに横たわって先生が来るのを待った。 血液センターで献血をするベッドに似てはいるが、もっと粗末なもの。 もちろん、テレビもDVDも無い。 しばらく待つと先生が現れ、血液検査と尿検査の結果を確認し、採血。 「移植用マニュアル」というのがあるらしく、普段の採血とは少し手順が違うようだ。 担当医師しか知らないことが多く、スタッフが右往左往する場面も。 無事採血が始まり、400CCが抜かれていく。 献血で経験しているものの、やはり勝手が違う。 採血し終わってからも「絶対に立ち上がらないでね」と念を押された。 その上、医者は「この人、元気ですぐ立ち上がりそうだから、見張っててよ。30分は寝かしといて」と外来に行ってしまった。 そして看護士に見張られてただただ時間が過ぎるのを待つ。 採血よりもつらい。 「あなたが転んだりしたら、大変なんだから。あなたもだし、患者さんもね」 この言葉に観念し、じっと耐える。 「起き上がらないで下さいよ。信じてますからね。」 看護士が姿を消す。 「絶対に、起き上がらないでよ。信じてますよ」 念を押してドアを閉める看護士。 ・・・・・見透かされているというか、信用されていないというか・・ 献血ならこの後、ジュースでも振舞ってもらえるのだが、そうもいかない。 そんなこんなで、特に具合の悪くなることも無く、終了。 前回処方された造血剤。本当は採血後から飲み始める物だったらしいが、 すでに服用していたので、また4週間分処方してもらった。 そして・・・・ 採血2日後、生理が始まり、造血剤を飲みながらの出血。 「この年齢でこれだけのヘモグロビンを持つなんて凄い事ですよ」 と太鼓判を押されるほど貧血とは縁の無い私だが、自分の造血力を信じるのみ。 一週間後にはまたもや400CCの採血がまっている。 自分の体に戻す血液なのだから、できるだけ健康な血液にしたいもの。 自己血採血2回目 ジャンル別一覧
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