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骨髄移植 コーディネート終了

骨髄移植体験  コーディネート終了

骨髄移植のための採取から一ヶ月、私の健康に問題無しということでコーディネートが終了した。

コーディネーターさんからの電話のあった前日、移植財団から一通の封書が届いていた。

中には白い封筒。

その中にはワープロ打ちされた手紙。

日付けは6月。ドナーが見つかり(←これは私のことだね、きっと)幸運に恵まれた・・・・というような内容。

最後は、「みなさん、長生きしてください」で結ばれた手紙。

移植から一ヶ月たった後にこの内容・・日付けも移植よりもずいぶん前のもの。


もしかしたら・・・ダメだったのかな~??

一瞬・・・やっぱり淋しい気持ちが・・・・

私のしたことが無駄に??

でもね、わたしはやってよかったと思ってるのよ。

自己満足と言えばそうかもしれないけど。


骨髄移植の治療はずいぶんつらいものらしい。

移植前の処置も、術後の治療も、健康体であってもすざまじいものらしい。

実際、移植による生存率も高いものではないと言う。

それでも、移植でなければ助からない命・・・・



コーディネーターさんからコーディネート終了の電話のあったとき、この手紙について触れることはやめておいた。


それから2週間・・・

財団から筒状の宅急便が・・・・

中身は厚生労働大臣からの感謝状。


もしかしたら、助けることのできなかった命。

それでも、少しでも希望をあげることはできたかな。


私の骨髄移植ドナー体験・・・・・貴重な貴重な夏でした。


私のドナー経験  )


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