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テーマ:アニメあれこれ(26108)
カテゴリ:地球(テラ)ヘ…
「地球へ…」の7回目です。
キースが教育ステーションに入ってから4年。 ステーションでは、一人の新入生に注目が集まっていました。 section07 反逆のシロエ 前回は、キースが教育ステーションE-1077に入学し、サムとスウェナに出会って仲良くなるというストーリーでした。 で、そこから一気に4年の月日が流れ、ステーション内ではある新入生の話題で持ちきりでした。 その新入生の名は「セキ・レイ・シロエ」。噂によればかなりの秀才で、キースが持っている成績トップの座をも狙っているとか。 そんな成績優秀なシロエが、キース達3人の元にやってくるのですが…え~、「ピーターパン」をこよなく愛し、「ネバーランドに行きたい」などと言っていた純真さはどこへ行ってしまわれたのでしょうか? その10歳の頃とは反対に、憎まれ口たっぷりの反体制的発言が目立ち、ステーションのクルー全員を「マザー牧場の羊」呼ばわりする始末に…(育ての)両親がこの様子を見ていたら、「シロエをこんな子に育てた覚えはない!」などと嘆いていることでしょう。 それでも、自分より優秀なキースにお近づきになりたいと、ひと通りのアピールはしておられました。 それ以降も、技術系の育英都市エネルゲイア出身ということを活かし、エアバイクを自作して、他の女子生徒を後ろに乗せて乗り回すなど、積極的な自己アピールをやっています。 そのバイクで、キースとサムの前に現れたシロエ。なにやら、仲間であるスウェナの秘密を握っているらしく、それを2人の前に話したようです。 シロエが握っていたスウェナの隠し事…なんと、彼女の結婚話のことだったのです。 早速、サムとキースはスウェナに問いただし、スウェナはあっさりと認めました。 曰く。「叶わないものを追いかけるのに疲れてしまった」とか。 キースは「仕方ないさ」というのですが、この言葉にスウェナは反発し、「あなたにはわかってなんかもらえないわよ!」と、その場を立ち去り、数日後、婚約者とともにステーションを後にしました。 さて、キースに反抗的な態度を取るシロエですが、彼もまた、悪夢におびえているようです。 『セキ・レイ・シロエ、お捨てなさい。あなたの過去を、全ての記憶を。意志はいらない、感情はいらない』 恐怖に目覚めたシロエは、自分の枕元においてあった本を手に取り… 《僕の中の大切なものが、皆消えていく…。怖い…怖いよ、ママ…っ…ぅ 忘れない、僕は忘れないぞ。記憶がどんどん薄れていく。僕の故郷、エネルゲイア。 知っているはずの場所さえ何の実感も湧かない。飼い慣らされた羊達。 いつか、僕も…。嫌だ、嫌だ、嫌だ!!》 どうやら、成人検査を受けた際の影響が残っているみたいです。 しばらくして、レクリエーションルームを通りがかったシロエは、そこでキースが的当てのゲームをしているのを目撃。シロエはキースとの対決を申し込み、彼に戦いを挑んだのです。 しかし、結果はキースの圧勝。「追いかけっこはもうおしまいだ」とその場を立ち去ろうとするキースにシロエは… 「逃げるのか、卑怯者!!そう、卑怯者だ。 あなたは別に冷静なわけじゃない。ただ人の気持ちが分からないだけなんだ。分からないから怖くて逃げてるだけなんだ。 あなたには過去の記憶も感情も、人間らしさなんてまるでない。だから彼女の気持ちも分からないんだ。 その肌の下も、きっと冷たい機械で出来てるんだろうさ。やっぱりあなたはマザー・イライザの申し子だ。機械仕掛けの冷たい操り人形なんだ。」 こんなことを言われたキースは、シロエを一撃でぶん殴ります。しかし、シロエはニヤリと笑い… 「…機械でも怒るんだ。」 とうとう、キースとシロエの関係は一触即発の状態にまでなってしまったようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.05.19 23:45:24
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