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中国四大銀行が、デベロッパー向貸出停止というニュースあり
中国4大銀行、不動産開発業者への貸付を停止 貸付の大半を占める中国銀行、農業銀行、工商銀行、建設銀行の4大国有商業銀行は10月末、不動産デベロッパーへの新規貸付審査を停止したことがわかった。不動産情報紙「中国房地産報」が伝えた。 中国工商銀行の与信審査の責任者は7日、記者の質問に対し、工商銀行が通年の貸付任務を終え、北京支店を含む多くの地方の支店で不動産デベロッパーへの新規貸付を停止したことを明らかにした。中国銀行、建設銀行、農業銀行の関係者からも同様の証言が得られている。 国寿資産管理会社のある関係者は、「4大銀行を調査したところ、不動産デベロッパーへの新規貸付は10月にほぼ停止している」と話す。 「新規貸付を行うことは有り得ない。現有する貸付資産の置き換え余地も限られ、さらに4大銀行は不動産調整策に協力しなければならないため、不動産デベロッパーへの貸付はほぼ停止している。新たな限度額が適用される2011年まで、デベロッパーは倹約するしかない」と、工商銀行の責任者は述べている。 また、その背後にはさらによくない情報もある。中国人民銀行は11月10日、預金準備率を0.5ポイント引き上げることを決定した。「十二・五(第12次5カ年計画)」の民生保障、構造調整の目標に合わせ、監督管理層のインフレ防止、通貨政策を正常に戻す意図が十分に表れている。デベロッパーは今年の貸付の空白期を乗り越えても、2011年の貸付環境が今年よりよくなるとも限らず、さらに劣る可能性もある。工商銀行の貸付業責任者は、インフレ防止措置の強化、不動産調整策の継続により、来年の不動産貸付は2割減少すると予想している。 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年11月16日 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.11.16 15:16:45
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