死に華、宴、生の澱
7月7日夜、会いたくない友人から会うことを強制するメール等が来た。俺は弱い考えしかできなかったのでなぜかそこで自殺を考えてしまった。もうめんどくさいことは嫌だ。痛いのも嫌だ。劣等、羞恥も嫌だ。鬱になった。どん底だ。遺書っぽいものを書いて、精神科で貰っている薬を大量に飲み手首を切り寝た。寝る直前には「めんどくさいことは止めにしてフォルテさんの住む世界へ逝こう・・・」などと考えていた。・・・・夢を見た・・・俺はハサミで手を刻んでいるかと思うと胸の上で赤い光がボアッっと走り、母の叫び声が聞こえた・・・・・・・目が覚めると病院だった・・・どうやらあれは夢ではなかったらしい。無意識のうちに手を刻み、ジッポオイルを浴びて火をつけていたらしい。意識がはっきりと戻ったのは8日の昼頃だった。ベッドの上で手首をベッドに結ばれ(錯乱し大暴れしていたらしい)カテーテールをつけられ、オシメをされ点滴をされ・・・どれだけの重病人だ俺は・・・ただ、弱さに負けただけの俺にこんな沢山の措置をしてくれるのは情けなかった・・・弱いだけでどこも悪くないのに・・・生きていたその時に残念だとか、生きていてよかったなどという気持ちはなかった。ただ、あぁ・・・所詮、こんな物かと思っただけだ。俺はその日のうちに退院し、友人数人と母とで会いたくない友人のところへ逝った。数人は弱い行為かもしれないが俺にとっては十分強い行いだった。生憎、友人は留守で借りていた物を友人の母に託し、自殺未遂するほど会いたくない旨を伝え、帰ってきた・・・自殺については否定的意見もあると思うが、俺は肯定的だ。弱い人間の逃げ道として一本だけ最後に残ってしまったときに、その道を逝く事はしかたないとおもう。ただ、俺のように道が多く残されているのにも関わらず安易にその道を歩もうとしてはいけないと思う。誰かが言っていた。「自殺で死ねるのは本当につらい奴だけだ。後は大抵未遂で終わる。」・・・その通りだと思う・・・追記母から聞いた話だと俺は錯乱していたときに「猫なんて突き落とせー!!猫なんて大嫌いだ!!ぶっつぶしてやる!!」などと叫んでいたようです。猫好きなのにな・・・俺・・・