淡々堂

パルミジャーノ・レッジャーノというチーズがとても好きです。
先日、店の全商品が１０％オフという宣伝葉書を頂いたので買ってきました。
塊を幅1.5cm、厚さ5cmくらいに切り、タッパーに入れてちびちび食べていました。

その臭いは濃厚で、喩えるならば足の爪垢。
少しでも濃厚なのを求めて、熟成が進んだのを選びます。
アミノ酸の塊である白い粒がチーズの中に散らばっており、
噛むとシャリシャリした食感が楽しめます。

だいぶ食べ進んだ今日、嫌がらせのつもりで祖母にひとかけらあげました。
けっこう癖があるとおもうので、そう聞いてみると、

「うん。」

と言った他は黙っていました。
パルミジャーノ・レッジャーノ。おばあさん、言ってみたら？

「パルrr…gerｊoroジゃあの！」


またもや五十音にない音です。
今回のは、さては、イタリア語ですね！？

パルミジャーノ・レッジャーノを食べ終えましたが、食べ足りなかったので、
一緒に買った黒胡椒入りスモークチーズも切って食べました。
せっかくだから、これも祖母にあげてみました。

「これはおいしい…」

と言って、あと2つほど自分から手を伸ばしていました。


私は今まで、祖母はチーズが嫌いなんだと思ってましたが、大きな誤解でした。
今度からおいしいチーズは分け合って食べようと思います。