2010167 ランダム
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『鬼が島のドラゴン』

『鬼が島のドラゴン』

昨日は一日バリバリ仕事をこなしました。
ビジネスマンは仕事をしてナンボの世界です。

俺の肩に、女房子供とラモとゾウリムシが背負われているかと思えば、自然と仕事にも熱が入るというものです。

男の生き甲斐をひしひしと感じながら、帰途につこうとしている時、なにやら怪しげなメールが届きました。

人が、愛する家族の待つ我が家へ帰ろうとしているのを、邪魔するこの行為!
間違いなくヤツです!

ほら、アレアレ!
オモロないのに芸人を自称してるヤツ!
ドラゴンの道とかいう、オッサンです。

このタイミングはまた、出稽古に来ないかという誘いでしょう。
彼は、最近なにかと出稽古に誘います。
何故かって?

実はね…………、言って良いのかな?

そうだ!こういう事も有ろうかと、今回は架空の小説という設定にしたんだった!

なに書いても、「作り話だよ~ん!」で乗り切れるんだった!
よし!書くぞ!!
以下は、小説です。
多少、事実に似てたりしても、それはあなたの気のせいです♪


昔々、羅漢塾という道場に、ドラゴンの道というオッサンがおりましたとさ。

羅漢塾は、それはそれは恐ろしいところで、そこの道場生達は、回りに住む人達からは鬼と呼ばれて恐れられていたそうな。

ところが、この鬼ヶ島のように恐れられている羅漢塾の中に、たった一人だけ、とてつもなく弱いヤツがおったとさ。

そいつの名はドラゴンの道。
元ヤンキーで、寒いギャグを得意とする男じゃ。

この男、最近、仕事もろくにせず、日がな一日ぶろぐとかいう怪しげな遊びに、うつつを抜かしておったそうな。

今日も今日とて、一日ぶろぐに入り浸り、大好きな酒を飲もうと思って夕方から、そわそわしておったところ、鬼の総大将、羅漢塾塾長に呼び止められてこう言われたそうじゃ。

「くぉら!ドラゴン!!毎日、毎日、毎日、毎日、毎日、毎日、毎日、毎日、毎日、仕事もせんと、ぶろぐなんぞにうつつを抜かしおって、羅漢塾の名を落としおって!!ホンマやったら破門やけど、このまま破門にしたら世間様に申し訳無い!破門にする前に根性を叩き直してやるから、逃げんと稽古に出ろ!!ええか?分かってるやろな!これでサボったら……………斬るで!!!」

ドラゴンの道、恐ろしさのあまり、顔面蒼白です!
これはヤバ過ぎるシュチュエーションです!
塾長、斬ると言えばホンマに斬る男です!
ドラゴンの道、追い詰められてついに、

「今日は絶対、稽古に行きます!」

と誓ってしまいました。

哀れ!ドラゴンの道!
羅漢塾の露と消えるか!!


いっそのこと潔く消えるか?
それもまた、一興。

それとも、卑劣な作戦で乗り切るのか?!



次回、『迷子のパンおじさん』に、アプショックライ!!!


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