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テーマ:特撮について喋ろう♪(4361)
カテゴリ:アニメ・コミック・特撮
いや~、観ましたよ、仮面ライダーG!!
「SMAPがんばります」という特番の中での企画と言うことで、期待しつつも、期待しちゃいけないと、自分を戒めていたのですが、3時間枠の特番を丸ごと録画して、仮面ライダー以外の部分はサクサク編集で切ってからの鑑賞でした。 近未来、暴走する治安組織は、非合法のテロ組織へと姿を変え、テレビ局をジャックする。 目的は逮捕された指導者の解放。 そこで、テレビカメラの前に立って犯行声明を発表する一人の男、吾郎。 彼こそ、捕らえられ、改造手術を受け、悪の組織の一員と成り果てた元ソムリエ(?) たまたまテレビ局に居合わせた恋人の悲痛な叫びと二人で愛を誓ったワインの味が、失われた記憶を呼び覚まし、悪の洗脳から解き放った!!! 萌える!! 燃える展開です!!! 悪の一員として犯行声明を出すあたりなんざ、名作、仮面ライダーSPIRITSの主人公、ゼクロスを彷彿とさせるではありませんか!! なによりも!! 改造人間です!! 『仮面ライダーは改造人間である。』 という、仮面ライダーの定義を全うした、平成初の仮面ライダー誕生!!!(RXは除く) 恋人を守り、テロ組織に反旗を翻した吾郎。 しかし、テロ組織の構成員達は、吾郎同様改造人間であった! 怪人に襲われ、屋上(だっけ?)から転落した吾郎! 空中で回転し、足から着地! その瞬間、勢いで地面が陥没する特殊効果!!! 燃えるぞ、この野郎!!! 取り囲む怪人の群れを前にして、いよいよ変身ポーズか?! 昭和のお約束、変身時にはいきなりベルトを巻いた姿になり・・・、 というところでCM!! ええとこで引っ張るのぉ~~!! しかし、編集でCMをカットしている俺様には、そんなセコイ技は通用しないのであった! ベルトを巻いた姿の吾郎。 片手に何故かワインの瓶を持って、なにやら怪しげなウンチクを垂れていたような・・・?(汗) そうです、この男、洗脳から目覚めてから、脳が湧いたとしか思えないような気障な台詞を連発しながら敵を倒すという、ヒーロー以外の普通の人がやったら、即、救急車で運ばれるようなことを平然と行っておるのです!! 正に、ヒーロー!!! ヒーローだから、全て問題ナッシング!!!!! おもむろにワインの瓶をベルトに装着し、変身!!! 全身、光に包まれ、仮面ライダーGの登場です! 戦いながら、変な武器を取りだしたと思ったら、コレ、ワインの栓抜きですがな!!!!! 武器を使うなんて、ライダーらしくない~~!!!! と、突っ込む意欲を削いで、笑わせてくれる、この演出には、ワタクシ、参りましたわ。 ベルトが風車ではなくてワインボトルだったりするのは、アマゾンのベルトもまあ、そんな道具でしたしね。 剣を使うのは、まあXもライドルを使ってたしね。 ま~、妥協範囲ですわ。 と言うか、全体の勢いが後押しして、細かいところなぞ、どうでも良い気分にさせてくれます!! ヘリで、恋人をさらうテロ組織。 当然の如く、愛機(バイクね!)で追いかける仮面ライダーG!! ヘリからの攻撃で爆煙あがる中を走り抜けるライダーバイクアクション!! これ、CGちゃいましたよね! 「とどめだ!」 叫びながら発射されたロケットランチャーの爆発の中、ハリケーンジャンプ!!! (注:ハリケーンではありません) 爆発の中、飛び上がるバイクアクション!!!! 昭和以来の快挙ですわ!(爆涙) 倒したと油断するテロヘリに向かって、ジャンプした勢いのまま、ライダーブレイク!!! (注:そんな技でもないでしょう、ごめんね!!) オイオイ!!! そのヘリには、恋人が乗ってるやろうが!!! 隣で観ていた奥さんでさえ、そう突っ込んだ次の瞬間。 バラバラになったヘリの残骸の中、恋人を抱きながら歩くGの姿が・・・。 再度、G襲うリーダー怪人。 その猛攻に気力が尽きそうになったGの前に現れたのは、ディケイド!!! なんちゅうオイシイ役所なんや・・・。 本編でも、ここまで格好良くは無いだろうと思えるディケイドの登場です! 「この世界を救えるのは君だけだ」 ディケイドらしい世界観で、Gを激励します。 そこで、ディケイドの周囲に現れる、歴代平成ライダー達!!! おいおい、キミタチ・・・、以下同文ね。 しかし、これは燃える展開です!!! 先輩ライダーの応援を受けて、今、立ち上がる、新たなる仮面ライダー!! その名は、仮面ライダーG!!!! ベルトに装着されたワインボトルの中身を体内にドーピングして、一時的にパワーアップ!!(?) 体内のエネルギーを足に集めて、今、必殺のライダーキック!!! 敵の振るう触手を受けて、ひとたび空中で停止するライダー。 しかし、赤い閃光を発しながら、回転して敵の攻撃を蹴散らし、本体を攻撃!!!! おお!!! これも、仮面ライダーSPIRITSの第二話。 「たった一人の戦場」における戦いで、クモ怪人の発した糸を二号ライダーが卍キックで蹴散らしながら怪人を貫く、あのシーンを彷彿させてくれます!!! 戦いが終わって、たたずむGを見てなにか感じる恋人の元から立ち去り、悪の組織との戦いを決意する仮面ライダー。 戦いが終わった暁には、君の元に帰ろう。 そう呟く男の顔の瞳にはは、紛れもない正義の光が宿っているのであった!! 頑張れ、仮面ライダーG!!! 負けるな、仮面ライダーG!!!!! ここに新たなる、愛と正義の戦士が誕生したのであった・・・・。 というのが、ワタクシの目から見た、脳内いろいろ補完済みの仮面ライダーGの姿でございました。 いや~~、半分くらい、自分で話作っているような気がするのは、単なる気のせいでしょう! しかし、これは本物です! 本物でした!! 応援に現れる方が、偽ライダーというのは、どうよ? などという、下らない突っ込みさえ、する気が起きない出来映えでしたよ。 いやいや、平成ライダーの製作陣の諸君! やれば、出来るやん!!!!!(笑) ディケイドやめて、これ続けてくれよ!! いや、マジで!! いや~、でも、堪能しました。 仮面ライダーG放映中、後ろで、SMAP他、観客(?)達の笑い声がウザクて堪らんかったとか、仮面ライダーG放映後、キムタクが、「こんなの全然頑張ってねぇじゃん」って、文句付けたのが、超ウザかったとか!!!!!! 全然、気にしてません! 全然気にしておりませんから!!! ま~、キムタクはこの頑張りますコーナー(だっけ?)で、いろんな坂道を駆け上って、身体張って頑張ったという自負があったのでしょ~けどね~。 見苦しいヤツ・・・・・・。 確かに、稲垣吾郎は、ほとんどスタッフが作品を作ってくれて、アクションもスタントの人がやってくれて、身体を使って頑張ったかという点においては、キムタクに劣るかも知れない。 しかし! しかしや!!! この荒廃しきった平成ライダーの世界に、敢然と改造人間のライダーが復活し、悪の組織と戦い、バイクアクションを魅せ、CGに頼らない爆発シーンを駆け抜けるなどなど・・・・。 正に、仮面ライダーGこそ、この平成ライダー世界に降り立った、世紀末救世主伝説ではないか!!!!!! この歴史に残る偉業に比べると、どこか知らん坂をなんの意味があるのか知らんが走りまくっていたキムタクの行為など、ま~、なにしてんの? っつうくらい、違いが有るね。 歴史的な存在価値の違いと言っても過言ではないであろう! 「SMAPがんばります」の中では小さな一歩かも知れないが、日本特撮界においては歴史を揺るがす巨大な一歩であった、と言えるだろう!!!! 稲垣吾郎、いや、仮面ライダーGよ!!! 我々は、君の新たなる活躍(続編)を待っているぞ!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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