456343 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

なめこ先生の我ら食べ鉄道中記

なめこ先生の我ら食べ鉄道中記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

なめこ先生@食べ鉄

なめこ先生@食べ鉄

カレンダー

バックナンバー

カテゴリ

日記/記事の投稿

コメント新着

jiyma21@ Re:銀河一番星(松江駅)&博多阪急の駅弁大会について(02/24) おはようございます。 楽しそうな駅弁です…
なめこ先生@食べ鉄@ Re[1]:車内販売の将来について考える(02/10) jiyma21さんへ 車内販売も合理化の波が押…
jiyma21@ Re:車内販売の将来について考える(02/10) おはようございます。 旅の風物詩以外でも…
なめこ先生@食べ鉄@ Re:かんぱち・いちろく(第3報)(01/28) 実際に乗るのはすぐではなく、早くても夏…
jiyma21@ Re:かんぱち・いちろく(第3報)(01/28) こんにちは。 楽しそうな観光列車になりま…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2019.08.05
XML



8
3日に日本旅行のツアー団体列車として6月から申し込んでいたのですが、当選をしたので大阪→福井まで乗ってきました。天皇陛下のお召し列車としても運用される貴重な客車列車。旧国鉄のジョイフルトレインのはしりでもあるこの列車の人気は高く、ツアー申し込みでの倍率も高騰するほどです。そのツアーの記録の一部始終になります。




大阪駅からツアーは始まります。朝の715分。大阪駅中央口に日本旅行の担当の方が5名スタンバイしていて、先ずは郵送で送られてきた当日の座席番号等が書かれた確認書を持って点呼に行きます。ここで乗車する客車の号車番号の書かれたリボンと当日の展望車の見学時間の書かれた紙を渡されました。再集合時間は750分。車内販売がない旨も説明を受けたので、ここで飲み物を調達しに一旦、解散。750分に再度、乗車する号車ごとに列に並び10番ホームに向かいます。




福井まで乗るお目当ての列車は82分の入線です。ホームに上がって程なくして、サロンカーなにわが入ってきました。牽引する機関車は何とDD51。全線が電化されている区間であるにも関わらずディーゼルというレアな組み合わせになりました。座席の指定を受けた6号車に荷物を一旦置いて、822分の発車まで軽く撮影タイム。機関車と最後部の展望車は最後までカメラのシャッター音が途切れませんでした。

ここで客車の説明をしておきます。サロンカーなにわは旧国鉄時代の大阪鉄道管理局がお座敷列車だけにとらわれない団体用の新しい客車列車として、1983年に今はなき高砂工場にて14系客車をベースに改造されました。途中、2度のリニューアルを経て製造から50年近く経った今でも走り続けている貴重な存在です。



客室内はオープン式のサロンタイプになっていて1人がけシートと2人がけシートが千鳥に配置されています。写真でも出していますが、シートはいずれも回転が可能で、展望や小団体向けにフレキシブルにアレンジが出来ます。デッキ部分には折りたたみのテーブルも数脚配備されており、シートを回転させてから置くことも出来るのでサイズ的に麻雀も楽しめます。





シートは旧国鉄らしいグリーン車で使われている重厚なリクライニングシートで、当時の飛行機のファーストクラスに匹敵するグレードです。リクライニングもかなり深めに倒れるので、夜行でも十分睡眠が取れます。倒れる角度としては新幹線のグランクラスと航空機のビジネスクラスのフルフラットシートの中間ぐらいでしょうか。足元もグリーン車の標準シートピッチ(1160mm)よりも広かった感があります。



車内は基本土足厳禁なので、各車両のデッキにはこのようにスリッパが置かれています。

そんなこんなでいろいろと写真を撮影していたら、あっという間に8時22分。ツアーは大阪を発車し福井に向けて走り出しました。新大阪も通過し、京都には8時54分頃に到着。客車列車としてはかなりのスピードが出ていました。それもそのはず。JR京都線は新快速やサンダーバードが130km/hで飛ばす区間でもあるので、ダイヤに余裕がなくトップスピードが95km/hのDD51では極限に近いダイヤが組まれていたと思われます。

今回のツアーはその新快速やサンダーバードを途中駅で待避するダイヤが組まれていたので、長時間停車が頻繁にありました。福井までは3時間54分ののんびり旅。福井までサンダーバードで行けば、最速でも2時間かからないのでほぼ倍の時間です。京都を出発前に添乗員さんからお弁当とパックのお茶を頂きました。残念ながらお弁当は特製の掛け紙はなく、一般的な仕出し弁当でした(; ω ;)。せっかくの貴重なツアーなので、何か記念に残せるものは欲しかったですね・・・。

さて、京都を発車後は湖西線に入り、おごと温泉で30分ほど運転停車がありました。この間に先頭車7号車の見学時間になったので早速7号車へ向かいます。



先頭車からはこのようなアングルで見ることが出来ました。滅多にお目にかかれません。



7号車の展望車です。伝統的な展望車の色を濃く反映したデザインになっています。

30分の運転停車後は、再び湖西線を爆走します。ここで車内ではじゃんけん大会が行われ、勝者には商品がプレゼントされました。商品はBトレインショーティーや時刻表、クリアファイルで特段にレアなものではなかったですねえ。ツアー代金がサンダーバードのグリーン車並に安かったのでお金をかけられなかったこともあるのだと思います。



湖西線を走り抜け、敦賀で運転停車後、北陸トンネルに入りようやく最後部1号車の見学時間になり後ろに移動します。最後尾はラウンジカーになっていて、写真はバーカウンターです。アルコール類の提供も出来るようになっています。



エレクトーンです。



1号車の展望車は7号車とは色やデザインが違っていて、さらに仕様が豪華になっていました。7号車よりもゆったりと寛げる感があります。



今回の旅のハイライトは後ろからの展望です。戦前から昭和30年代前半までの特急は展望車が後ろに連結されていて、食堂車を含め長距離の移動をむしろ楽しめる工夫が満載でした。実はジョイフルトレインは、学生時代を含めても今回が初めてという・・・ファンの立場からしても一番縁遠い列車だったのですが、ようやく機会を得ることが出来ました。おそらく、サロンカーなにわの乗車は最初で最後になるかもという心配もあるのですが、昔ながらの客車列車の乗り心地は電車にはない独特のものがあるので、何とか残してもらいたいものですね。

指定の時間が終わり、武生で15分ほど運転停車をした後は福井に向けてラストスパート。福井には定刻の12時16分に到着しました。ここでツアーは流れ解散に。オプションツアーとしてえちぜん鉄道の車庫見学組はえちぜん鉄道のホームに移動していきました。管理人はこの後、芦原温泉での湯治や東尋坊でのサイクリングなど運動に勤しみました。









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2019.08.05 22:00:07
コメント(0) | コメントを書く
[ジョイフルトレイン] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.