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From クルンテープ

From クルンテープ

いよいよ入院

破水が確実になったことで、即入院が決定した。今日もまた車椅子が迎えに来てくれるという。

昨日は断った車椅子だけど、歩くとまだ水が少し出てしまい気持ち悪いので素直に乗せてもらう。

私の通っていた病院は、出産のための部屋は全室(6室)がLDR。
そのうち1室だけが「アクティブバース用の部屋」と呼ばれていて、いかにも分娩台然とした
ベッドではなく、普通のベッドに近いものが置かれている。

クッションもいくつか用意され、部屋の内装も落ち着いたピンク系でくつろげそうな雰囲気。

病院主催の出産準備教室の時に、この部屋を見学して以来、自分が出産するときは絶対この部屋!と決めていて、バースプランにも書いて事前に提出していた。

ところが通された部屋は、真っ白で殺風景な部屋に分娩台にもなるベッドがおかれた部屋だった。

がーん、きっと他の人があの部屋で出産中なんだ。。。一気にあきらめモードになってしまった私。
しかし、ここで簡単にあきらめないのが夫。看護婦さんに聞きに行ってくれた。

すると、単に忘れていた、というかバースプランを主治医から受け取っていたにも関わらず、
全然見ていなかっただけということが判明。なーーんだ。。

さて、無事に希望の「アクティブバースの部屋」に移ることが出来、着替えも済ませたものの、
この時点で陣痛の来る気配は全くなし。お腹の張りを示すグラフも、全然山を描こうとしない。

うーん、こういう展開は想像してなかった。ヒマだー。

しかし、もっとヒマなのは夫。私が全然苦しむ気配もない以上、一緒にいても仕方ないし、
第一今晩ウチの親が到着するのに部屋が散らかったままだ・・・ということで、彼は一旦帰宅。

そうなるとますますヒマな私。幸い、部屋にはテレビがついていてNHKも入ったので
ボーっとテレビを見ながら時間をつぶすことに。

しばらくすると看護士さんがやってきた。いわゆる入院手続きのためらしい。
「タイ語分かりますか?」「えーと、少しなら。」と言ってしまったのが間違いだった。
そこから延々とタイ語で説明が始まった。

まず「出産パッケージ料金」についての説明。「ミレニアム・パッケージ」と「普通パッケージ」の
どちらかを選び、入院する部屋のタイプも選択しなければならない。とりあえず説明を聞いて、
選択したものの、結局最終的にどちらのパッケージがお徳なのか全然わからない。
しまったなー、もっと事前に情報を集めておくべきだった。

続いて、病院の医療方針等についての説明。
しかも「ちゃんと説明を受けて、私は確かにそれを了解しましたよ」
「もしも医者が手術などの医療行為が必要と判断したなら、それに従います」とか書かれている
書類にサインをしなければならない。。。

体中を耳にして、必死でタイ語を聞き取り、それと同じ内容が英語で書かれた書類の文章に目を通す。
しかし、英語のほうも専門用語がバンバン出てきて、かなり読みにくい。

だけどとても大事なことなので簡単にサインはできない。小心者の私も心を鬼にして看護士さんを
待たせ、じっくりと書類を読み、つたないタイ語を駆使して質問もした。

そしてようやくサイン。ふう~疲れた~。通訳さんどうしてこんな大事な時に来てくれないの~(涙)

しっかし、もしこれでもう陣痛来てたらどうしてたんだろ?! 



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