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2010(海外編)


2010年 MY BEST BOOK


≪海外編≫


1位 「風の影」(カルロス・ルイス・サフォン) REVIEW2.png
★ ミステリー ★


 

本好きにはたまらない要素がたっぷり。夢中になって読みました~♪
忘れられた本の墓場で出会った、ある一冊の本。その本を消そうとする謎の男。
過去と現在が交錯しある一つの真実が浮かび上がります。傑作!!





2位 「ソフィー」(ガイ・バート) REVIEW2.png
★ サスペンス ★




早熟で聡明な姉ソフィーと、純真無垢な弟マティー。二人だけの閉ざされた世界。
子供時代の回想シーンと、現在の不穏なシーンが交互に描かれていきます。
徐々に過去の記憶から明らかになる謎。ラストの驚きといったら…(><)





3位 「ウィンブルドン」(ラッセル・ブラッドン) REVIEW2.png
★ 青春・サスペンス ★


ウィンブルドン

残念ながら、既に絶版になっているようです…。心から復刊希望します☆
スポーツとサスペンスが融合すると、こんなにも面白い作品が生まれるのかと吃驚。
後半はとにかく手に汗握る展開です。二人の青年の兄弟のような友情も良いッ。





4位 「日の名残り」(カズオ・イシグロ) REVIEW2.png
★ 純文学 ★




決して起伏のある物語ではないの。むしろ、「地味」と言えるかもしれない。
でも、流麗な文章、物語から滲み出てくるような静謐さと哀愁。それに心地よさ。
どれをとっても「素晴らしい」としか言えない!執事とは、こうあるべきよね。






5位 「アンナ・カレーニナ」(トルストイ) REVIEW2.png
★ 古典 ★


   

ロシア文学、というだけで怖気づいちゃう人もこの新訳なら大丈夫です(笑)
「不倫」という陳腐な言葉はとても似合わない、人妻アンナと青年将校の恋。
もしかしたら一途さと愚かさは紙一重なのかもしれない。切ない物語です……





6位 「そして誰もいなくなった」(アガサ・クリスティー) REVIEW2.png
★ ミステリー ★




クローズド・サークル物の原点という事で、密かに感動した作品です。。。
童謡「10人のインディアン」を連想させるように、次々と殺されていく招待客達。
シンプルなトリックながらも、この淡々とした展開が逆に恐ろしいのです!





7位 「不思議のひと触れ」(シオドア・スタージョン) REVIEW2.png
★ SF・ファンタジー ★





「奇想コレクション」の一冊だけあって、どこか奇妙で不思議なお話がたっぷり!
幻想的なお話、ザラッとした空恐ろしさを感じるお話、プッと笑えるお話。
いろんなタイプの短編が楽しめる、贅沢な作品集です。どれも夢に出てきそう…





8位 「ラスト・チャイルド」(ジョン・ハート) REVIEW2.png
★ ミステリー ★


 


英国推理作家協会賞受賞。このミス海外編にもランクインしてましたね♪
13歳の少年の視点から描かれているんだけど、ちっとも子供らしくないとこがイイ。
双子の妹が失踪し、その後父も謎の失踪を遂げる。家族再生の物語。





9位 「料理人」(ハリー・クレッシング) REVIEW2.png
★ サスペンス ★


料理人.jpg


一言で言い表すと、「不気味な本」(笑)ブラックユーモアがたっぷりです!
田舎町にどこからともなく現れた料理人の男。彼の作る素晴らしい料理の数々。
やがて、彼の作った料理を食べた人間に、奇妙な現象が現れ始める……。





10位 「パニックの手」(ジョナサン・キャロル) REVIEW2.png
★ ブラックファンタジー ★





まるで誰かの悪夢をこっそり覗きこんでいるような…奇妙な味わいの短編集。
一応はファンタジーなんだけど、このブラックさは大人限定だと思います(笑)
ほんわかファンタジーが飽きた人にオススメ。ちょっとクセになる面白さ!




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