< 新しい記事
新着記事一覧(全1036件)
過去の記事 >
【妖精王の月】O.R.メリング そなたの答えがノーでも、彼女の答えはイエスだ。わたしは〈人質の墳墓〉から花嫁を連れていく。フィンダファーを寝袋もろともさらいあげると、妖精王は塚山から去った。タラの丘の〈人質の墳墓〉でキャンプした夜、別の世界にあこがれるいとこ、フィンダファーが妖精王にさらわれる。翌朝からグウェンのいとこを連れもどす旅がはじまる。妖精たちとの絶妙な出会いに助けられながら。だがケルトのフェアリーランドは、グウェンにとっても魅力ある世界だった。 前に茨木月季さんに教えていただいてから、ずっと気になっていた作品 月季さん、素敵な作品を紹介していただいて本当にありがとうございます!! (2年越しです…笑) アイルランドのフィンダファーと、カナダのグウェンは、いとこ同士の16歳。 空想の世界を心から愛する彼女達は、夏休みに異世界を求めてアイルランドを旅する事に。 しかし、タラの<人質の墳墓>でキャンプした夜、フィンダファーは忽然と消えてしまう。 漆黒の髪と瞳、タカのように鋭くしなやかな顔立ちをした美しい若者。それが妖精王。 フィンダファーは妖精王に見初められ、妖精の世界へ連れて行かれます。 <人質の墳墓>に1人残されたグウェンは、彼女を取り戻すために奮闘するというお話。 「プークが丘の妖精パック」や「アイルランド幻想」のような、 ケルトの雰囲気が大好きなnanacoには、まさに宝物のような本でした。あぁ、本当に大好き。 装丁もウットリするほど素敵だし、ずっとずっと手元に置いておきたい本です 現実の世界に、巧みに妖精の世界が溶け込んでいる世界観が良いですねぇ。 そう、ちょっと目を細めて焦点をぼやかすと、妖精の世界が見えてくる…そんな感じかな。 アイルランドという国は、そういう不思議と隣り合わせになっている気がします。 目を見張るほどの美しさを持つと同時に、とても残酷な妖精王・フィンヴァラ。 そんな彼とフィンダファーの間にある愛情は、驚くほど深い。命を犠牲にするのも厭わないほど。 ラストの妖精王の選択には、何だか胸がつまりました… 妖精王の赤毛の副官ミディールが、なんとも素敵な青年です。笑 もしご存知の方いたら、教えてください!! このシリーズは「妖精王の月」「夏の王」「光をはこぶ娘」「夢の書」でいいのかしら?? 「歌う石」と「ドルイドの歌」は全く別の作品なんでしょうか??
池上永一「テンペスト」(全4巻)読みま… 2011.12.22 コメント(12)
神永学「心霊探偵八雲7 魂の行方」読み… 2011.12.21 コメント(4)
北方謙三「楊家将」「血涙」読みました! 2011.12.20 コメント(4)
もっと見る
PR
サイド自由欄
カレンダー
日記/記事の投稿
コメント新着
カテゴリ
お気に入りブログ