< 新しい記事
新着記事一覧(全1036件)
過去の記事 >
【内容情報】(「BOOK」データベースより) 6つめの「館」への御招待―自分が何者なのか調べてほしい。推理作家鹿谷門実に会いたいと手紙を送ってきた老人はそう訴えた。手がかりとして渡された「手記」には彼が遭遇した奇怪な殺人事件が綴られていた。しかも事件が起きたその屋敷とはあの建築家中村青司の手になるものだった。惨劇に潜む真相は。 【黒猫館の殺人】綾辻行人 館シリーズも、とうとう第6弾まできましたよ~ 相変わらず、このシリーズは設定が面白くワクワクしながら読む事ができます。 でも、高評価までいかないのは、どうしても期待が大きくなってしまうから。 「十角館~」「迷路館~」「時計館~」のように、「アッ!」と言わせるような、 大掛かりなトリックやどんでん返しを、つい読者は期待してしまうんです… 綾辻さんならもっと書けるよ!と、これからの期待を込めての評価です。 …と偉そうな事を言いつつも、見事に騙されてしまいましたけどね~(笑) ≪オススメPoint≫ ミステリ 叙述トリック 霧の屋敷 手記の謎 「人形館の殺人」同様、この「黒猫館~」もシリーズでは異色ですねぇ ある記憶喪失の老人の手記から、過去に起きた事件を探っていくという感じ。 ある森に囲まれた館で起こった、奇怪な殺人事件の真相とは…? 今回は、ラストの真相には至らなかったものの、比較的簡単に違和感を感じました。 それも、地元北海道がネタになっていたから。(霧と熊の多い道東の方です) よく知っている地域だけに、「あれ?これは何か変だぞ?」と。。。 でも、その小さな違和感がこんな大きな仕掛けに繋がっているとは!と舌を巻きました。 相変わらず驚くほどの伏線ですが、今回はちょっと詰め込み過ぎたでしょうか… 次の「暗黒館~」に期待したいと思います! ≪検索用INDEX≫ 作家名から調べたい時は… ◆ 作家別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪) 作品名から調べたい時は… ◆ 作品別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪)
池上永一「テンペスト」(全4巻)読みま… 2011.12.22 コメント(12)
神永学「心霊探偵八雲7 魂の行方」読み… 2011.12.21 コメント(4)
北方謙三「楊家将」「血涙」読みました! 2011.12.20 コメント(4)
もっと見る
PR
サイド自由欄
カレンダー
日記/記事の投稿
コメント新着
カテゴリ
お気に入りブログ