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【魂追い】田辺青蛙 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 県境を守る妖鬼の皐月は、森に漂う“生き物の魂魄”を捕らえることを生業とする“魂追い”の少年・縁と出会う。あるとき、魂魄が漂う“道”に入り込んでしまったことをきっかけに、皐月と相棒の馬・布団の体に変調が!?皐月は縁とともに、変異を食い止める力があるという妖虫・火喰い虫が棲む“火の山”をめざし旅立つことになるが…行く先々で待ち受ける怪異と事件、2人の旅路の行く末は─!?不思議な魅力の妖怪小説、再び。 「生き屏風」に続くシリーズ第2弾です~ 相変わらず、ホラーなのかファンタジーなのか線引きが曖昧な作品(笑) 本来目に見えるはずのないモノ=「怖さ」に繋がるものだから、一応ホラーなんでしょうか。 でも、前作同様「怖さ」よりも、温かさや懐かしさに包まれた作品でした。 妖鬼の少女・皐月が出会ったのは、生き物の魂魄を捕える<魂追い>の少年・縁。 今まで必要以上に人間達に関わらなかった皐月。縁との間に初めての絆が生まれます。 皐月、相棒の馬・布団、縁は「火の山」を目指して旅をする事に。。。 ≪オススメPoint≫ ホラーファンタジー しっとり 魂魄の描写が綺麗 今回は、どちらかというと冒険譚という趣でした~ どことなく感じる物悲しさや儚さが減ってしまったのが残念ですが、ストーリー性はUP。 豊かな自然や、蛍のようにふわりと浮遊する魂魄の美しさ。 「あぁ、日本語って綺麗だなぁ」と感じられるような、精緻な描写と流麗な文章は健在です! これだけで、ホント読んだ甲斐があったなって思う。 恒川光太郎さんの解説も素敵でした …ですが、私一番ビックリしたのは「綾波レイのコスプレ姿」ですよ! 作品からは想像もつかないんだけど、、、一体どんな人なの?田辺さん(爆) ≪検索用INDEX≫ 作家名から調べたい時は… ◆ 作家別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪) 作品名から調べたい時は… ◆ 作品別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪)
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