カテゴリ:うちのワンコ
今日はぷっちのお話 2007年9月12日生まれ 出会ったのは11月4日 たまたま行ったホームセンター。 その中のペットショップのショーケースにぷっちはいた。 「訳あり。里親募集」と書かれた紙が貼ってあった どんな訳か聞かずには帰れなかった 店員さんを見つけ話を聞くと 「健康診断で心臓に異常が・・・。病名も、普通に生きられるのかもわかりません」 この子を引き取りたい。 相談しようと夫を探すとぷっちの前にいた。 何やら話しかけている。近づくと「うちにおいで」と言っていた 一緒にいた私の兄も「連れて帰ればいいしょ」 すぐに手続きをした。 店 員:「血統書つきませんけどよろしいですか?」 私 :「いいです」 (そんなもんいらねぇ)←心の声 家に着くとチョコチョコと動き回りワンではなくヤンと吠えるぷっち。 どうしていいかわからずアタフタするなな。なんか面白い。ゴメンネ、なな 次の日、とても評判が良く循環器系が特に強いといわれている「まえたに動物病院」へ。 先生も驚く小ささ、440g。聴診器をあてる先生。沈みがちな様子。 「かなり悪いですね。長く生きられないかもしれません」 私は「覚悟の上で引き取ったから短い生涯でも幸せにします」と平気をよそおう。 しかし「ウソでしょ。私が飼ってきた犬たちは大抵18歳まで生きた。こんな小さな子が死ぬなんて」と心はパニック。 さらに次の日、詳しい検査をする。超音波検査をしながら説明を聞く。 病名:動脈管開存症 「手術をすれば助かるかも。しかし、今は小さすぎて大手術に耐えられない。1kgになったら手術できるけどそこまで待てない。1ヶ月で800gになったら手術しましょう」と。 その日からぷっちを大きくしようと必死だった。 乳離れしてるのに栄養豊富な粉ミルクをあげた。 好き嫌いが激しくなっても関係ないぜとおやつもあげた。 毎日毎日はかりにのせる。 やった、20g増えたあっデッカイうんPした10g減っちゃったよぉの繰り返し でも少しずつ体重は増えていった。 頑張れもうすぐ手術できるよ 12月6日 なんだかちょっと元気がない 病院はお昼休み。まずは電話。 「あの~、ぷっちが元気ないんですけど・・・」 「唇の色を見てください!白っぽいですか?」 「少し白っぽいです」 「すぐ連れて来て下さい!」 いつもなら40分近くかかるのに20分で着いた(パパ、飛ばしたね) すぐに高濃度酸素が出るカプセルみたいなものに入れられた。 「これで少し楽になりますよ」 「よかったぁ、連れて来て」 「でもかなり悪い状態です。今夜がヤマです」 そのまま緊急入院。家に帰っても何も手がつかない。 電話がなるたびドキッとした。布団に入っても寝れなかった。 ななもなぜぷっちがいないのか理解できず落ち着かない。 そのうち朝になった。5時に電話がなった。 すぐにぷっちが死んだとわかった。でてみるとやはりそうだった 先生から今後の動物医療の発展の為にぷっちの心臓を研究機関に提供しませんかと言われた。 いろんな考えがあると思うけど、私たちはぷっちの小さな心臓を提供した。 研究して、この病気を簡単に治すことができる時代がくるように。 ぷっちはすごく幼いのに社会に貢献したんだ パパとママはぷっちのこと、とっても誇りに思うよ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.09.08 14:14:15
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