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テーマ:お気楽ママの子育て日記(840)
カテゴリ:育児
今日は、娘の子育てサークルの役員をやっている関係で、
「子育てサロンリーダー研修・第2回」 テーマ:子どものあそびについて学ぼう 演題:現代事情!子どもの心と体の育ち」 ~自然の中でたくましく子育てを~ に参加して来ました。 講師は、飯綱ネイチャーセンター代表の内田幸一さん 森の幼稚園としても有名なところです。 最初にここの子どもたちが普段どのような遊びをしているのか 映像で流してくれました。 もう、すごい!! みんな、森の中を泥んこになって、走り回ってる!! 冬は雪の中でソリ遊びや雪遊び 60人程の園児がいるそうですが、こんな自然児最近じゃ 見た事無いと言う位にイキイキと遊んでいました。 この内田さんのお話、とっても良かったんですよ~! リーダー研修なので、ごく一部のママしか聞かれなかったの ですが、ホントもったいない。。。 話の一部をシェアすると、 幼児期は1つの事に集中しなくていいんだそうです。 なるべく、沢山の事を幅広くやるのがいい。 とにかく、奥深くやらなくていいので、体験として まずはやってみる!というのがとても大切ということ。 そうすることで、幅の広い子どもになるそうです。 幼児期に経験が乏しい子どもは、大きくなって気付くそうです。 ○○やってね!と言われても、経験がないからわからない。 失敗も慣れた頃に失敗がある為、体験がなければ失敗すらしない。 失敗から学ぶことは多いので、失敗が無ければ、こうすれば こうなるなどの予測出来る力が育たなくて、問題解決能力が 育たないんですって。 1歳、2歳、3歳…の時はどの子どもも一生に一度きり。 だから、興味を持った時が大きなチャ~ンス!!ということで、 やりたいな。と思った時が経験のチャンスなんだそうです。 経験の豊富な子どもは「気が付く子」に育っていくとのこと。 それは、親と共に気付きの経験を得る訳ですけど、 それは、自然の中で発見するといいそうです 人工のものの中では発見しずらい。 例えば、ドングリを拾いに行って、 「こんな大きなドングリ見つけたよ!」と子どもが発見 したら、1つでもいいから子どもが見つけて来たものに 共感する。すると、子どもは、嬉しくなって、 もっと沢山の気付きを発見していくようになる。 この「気が付く子」というのは、後に 「人の気持ちがわかる子」に育っていくとか そういった一通りの経験は小6までに体験しておくと いいそうです。 掃除、洗濯、ご飯(卵焼き、味噌汁の作り方とか…) 最近、才能教育だとか流行っているけれど、 ただ知らないものを覚えたり、情報を入れるのは もっと後になってからする事で、早い時期から訳分からない 情報ばかり詰め込むと「覚えればいいんだ」と いうことが定着して、考える力の芽を摘んでしまうことに。 そうすると、どうなるか・・・ 人の気持ちの分からない子どもになるそうです。 だから、幼児期はまずは言葉が充実すること。 言葉を獲得して、会話をしっかり成立させることの 方がとても大切なんですって。 言葉を充実させる為には、行ったり来たりする会話を する。そして、行動を共にする。 まだ、言葉が少ない時だからこそ、一緒に行動する中で 会話が生まれて、語彙が増えていく。 それが、頭の良い子に育つきっかけにもなるそうです。 体(健康)、心(豊か)、頭(勉強)、のよい子に育てる には、自然の中で沢山の経験を積んで行くこと。 長野には、周りにこれだけの自然があるのに、それを生かさない 事は、とてももったいないことだと、改めて感じました そして、経験は幅広く浅くてもいいというのが目からウロコです 何か1つの事を集中してやらせるのがいいんじゃないか? と思いがちですが、幼児期は違うんですね。 この話を聞いて、思い出した本があります。 センス・オブ・ワンダー 森の自然の中で、子どもと共に色んな想像をして、共感して 経験を育んでいくお話。 まさに、この「センス・オブ・ワンダー」が 飯綱のネイチャーセンターだと思いました。 内田さんのお話のあとに、千曲市でもそういう活動をして いるサークルの紹介もありました。 親子サークル「あそぼっくす」 登山、流しそうめん、キャンプ、田んぼ遊び、そり遊び 何でも焼き大会、昆虫観察、いちご狩り、ラベンダー などなど… とっても面白そうですね こういう、自然の中でのふれあいが、親も子供も 素敵な思い出として残っていくんだろうなぁ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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