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朝起きると、少し雲はかかっているものの、良いお天気
まだミストラルが吹いている模様で、少々肌寒い・・・
けどここ行きたいやね…と
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ホテルから一歩
出ると、そこは朝市
会場
…な雰囲気
スズキ、サバ、タコ、エビ・・・ 何でもありの魚市場のかほり
その場で捌いてしょうゆをちょんとつけて食べたいじぇ・・・
と思うのは日本人ならではのDNAの仕業か …な
何やらETのような、不思議なペイントを施された係船柱(ビット)が…
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のどかな漁港の趣きながら、やはりここは ほれ それ ヨーロッパ
やっぱり日本の漁港とは違うよね・・・ 当然か
あら、きれいな帆船も寄港しているのね、と思ったら
こちらは係留していてレストランとして利用されているみたい
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で、そうそう、あそこ
まで行きたいのよね
でも、歩いていくわけにはいかなそう
なんせ、海抜154mとか…
近くまでトラムもあるらしいが…
いっそのことあっさりタクシー
で行くか… と検討していたところ
あった、あった… コレコレ
プチ・トラン
遊園地さながらだな
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しんどいことは、あっさり避けて
通るこの性格だもんでして…
これが思いのほか快適
要塞までぐるりと旧港沿いに走ると、あああああぁ
地中海だ
そのまま海辺を走り、細い路地をトコトコと登っていく
かなりの急こう配な坂道を3両編成で登るのだから、この子結構な馬力なのかも
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かなり登ってきた…
「モンテ・クリスト伯」の主人公ダンテスが、無実の罪に問われて閉じ込められる
イフ島は手前の小さい島… 牢獄島だよなぁ
奥はフリウル島かな
…多分
いい加減でしゅみましぇん
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ノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バシリカ聖堂に着くとプチトランからいったん下車
丘の上から地中海をはるか彼方まで見渡すことができる
屋根が全てオレンジで統一されていてきれい…
こういう景色を見ると日本ももう少し「統一感」ということを考えて
街づくりして欲しいなぁと思うんだな
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聖堂まではまだそこから、階段を ヒーヒーと
途中、可愛い女の子が座っていたじょ
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さてさて、ようやく建物に到着
近場から見上げる聖堂は威風堂々たる大きさ
マリア様がキリストを抱いているのね
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ロマネスク・ビザンチン様式の壮麗な教会内部は… やはり美しい
天井好きな
はここでも天井に釘づけ
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もちろん窓のステンドガラスも、床のモザイクもきれい
第2次大戦中に外壁には銃弾をあびたが、内部は傷一つ無し
こんなに目立つ場所に建っていて、よく砲撃されなかったことだと感心
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信仰心もないのだが、教会に入るとやはり神聖な気分になるもの
広々とした景色と、そこに長くあり続ける聖堂… 来てよかった
ここからまたプチトランで街まで一気に駆け下ります
これが早いんだわ… あっという間
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