panama canal posted by (C)nana
コロンビアを出港して翌朝
日の出前にパナマ運河のカリブ海側コロン湾に入ります
パナマ運河は全長約80km、最小幅91m、最大幅200m、深さは一番浅い場所で12.5m
10年にも及ぶ難工事を経て1914年に開通
年間14,000隻もの船舶が通過する開運の要衝です
ちなみに通航料は、1トンにつき1ドル39セントとか…
ってことはこの船13万ドルの通行料 ・・・1500万円也~
右の水路に入っていきます
カリブ海 → ガツン閘門 → ガツン湖 → ゲイラード・カット → ペデロ・ミゲル閘門
→ ミラ・フローレス湖 → ミラ・フローレス閘門 → 太平洋
と、ここから始まる約9時間の感動とスリルの航行
朝食もそこそこに最上階デッキ前方の特等席を確保 …トイレも我慢よ
ガツン閘門が見えてきました
ここには閘室が3つあり、船は海面の0mから一気に26mにまで上昇します
順番待ちをしている船の前方では、すでに前の船が上昇中
前の船が上昇終了したので、いよいよ進入っ
閘門まで入り停止、ようやく準備段階に入ったってところね
前の船が第2閘室に進み閘門が閉まり
第1閘室から水がすごい勢いで放出されてきます
水位が下がりました
車も通行止めとなり、可動橋がしまわれます
閘門が開き…
実は船はこんな6台の牽引車に曳かれています
ゆっくりと進みます
閘門まで進みストップ
見えないけど…
ここで後ろの閘門が閉まります
第2閘室から放水され第2閘室は水位が下がり
その分こちら側の閘室の水位を上がる仕組み
閘門が開いて第2閘室へ進みます
ここまで来るとガツン湖が見えてきます
先に行っていた船はすでにガツン湖に入っていったみたい
パナマ運河はスエズ運河を拓いたフェルディナン・ド・レセップスの手で
開発に着手されたものの、難工事とマラリアの蔓延により放棄
その後パナマ運河地帯としてアメリカによって建設が進められたため
長らくアメリカによる管理が続いてきたのだけれど
1999年12月31日正午をもってパナマに完全返還
パナマの国旗も誇らしげ
にはためいています
ガツン水門の管理棟には100周年の文字
同じ工程を繰り返します
3つ目の閘室 …目の前には人工湖とは思えない青々としたガツン湖
とうとう26mも昇ってきたのねと感慨深いものが…
パナマ運河の最高地点である海抜26mのガツン湖に到達したのは3時間後のこと
ちょっと休憩 が必要なり~
続きはこちら 5. パナマ運河を無事通過し、アメリカ橋をくぐれば太平洋 …もう夜です
2015年2月:パナマ運河を通過するクルーズ旅トップに戻る
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