Antwarp posted by (C)nana
ベルギー第2の都市アントワープへは列車で小一時間
アントワープと言えば… ダイアモンド取引
って良く小説に出てきたりするけど
「フランダースの犬」なんだよな …歳バレますが
オランダ語圏にあるので読みがアントウェルペン中央駅(Antwerpen-Centraal)
1895年から10年かけて建てられた石に覆われたターミナルの建物が豪華
待合ホール上の天井も …美術館みたい
石造りの堂々とした建物が並ぶ道
…だけど、こんなにキュートなシャネルもあったり
アントワープもかつて城壁で囲まれていたことがあり
これはその城壁の門 の跡 …現在はブティックが入っていておしゃれ
アントワープを代表する画家ルーベンスの家とアトリエにも立ち寄り
1352年から約170年の歳月をかけて建造されたアントワープのノートルダム大聖堂
塔の高さ123mでかつて船が港に入ってくるときの目印になっていたとか
当初搭は左右に2本建てる予定だったのが、資金不足で1本しか建たなかったとか…
なので正面から見ると、ちょっとアンバランスな気もするかな
大聖堂の中はもちろんすばらしい の一言
ステンドガラスにもうっとり …でも
だけじゃないっ
そうです、ネロとパトラッシュの
あの名場面の教会ですもん
古くてごめんね
聖堂内部にはルーベンスの秀作が多数収蔵されているのだけれど
「キリストの昇架」「キリストの降架」「聖母被昇天」の連作は最大の見所
「フランダースの犬」の最終回
いつもは幕が張られていて見ることのできない「キリストの降架」の絵を前に
もう息も絶え絶えの主人公ネロと飼い犬のパトラッシュ
神様からのギフトだったのか幕が開き、夢であったこの絵を見ることができて…
ネロ:パトラッシュ、この絵が観れて良かったね
もう僕眠くなっちゃった…
パトラッシュ:クゥーン (ネロと共にうずくまる)
天使に連れられて2人が天国へ旅立つ …って感じだったかしら
そんなことを想像しながら観ていると思わず涙が滲みます
「聖母被昇天」
「キリストの昇架」
「キリストの降架」
ルーベンスの銅像のたつフルン広場には市庁舎と
ブリュッセルのグランプラスに負けないくらい立派なギルドハウス群
せっかく足を延ばしたのだからと思い切ってブルージュまで
1時間ちょっとの列車旅
ブルージュに着いてマルクト広場に向かいます
ランチに入ったブラッセリ―で地ビールZOT
クリーミーというより、サックリとしたチーズのコロッケも んまっ
何の変哲もないように見えるグラタン
だけど、これがブルージュ名物シコン(チコリ)のグラタン
さっと茹でた(蒸した)チコリをハムで包みホワイトソース
チーズをのせて焼き上げたもの
これ…
チコリのほろ苦さが 超絶うまっ
Brasserie Mozarthuys
Huidenvettersplein 1-2, 8000 Brugge
続きはこちら 13. 運河の街ブルージュの旧市街は世界遺産 ~ブリュッセルに戻りロブスター
2015年4月:オランダ・ベルギー・ルクセンブルグの旅トップに戻る
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