首都バクーはペルシャ語で「風の街」の意味
5世紀ころに建設されたという街は
7~8世紀にアラブ人がやってきて
10世紀ころにはチュルク族が侵入
12世紀ころにはイスラム国家の基礎が
できあがっていたと言われていますが
小さな港街に過ぎなかったバクー
19世紀後半に大規模な油田が見つかり
世界中から人と資本が集まり
一気に近代都市へと変貌し(しつつ?)
第2のドバイを得ざしているとか…
旧市街入り口の街灯がレトロできれいだわ
「城壁都市バクー、シルヴァンシャー宮殿、
及び乙女の塔」として
2000年に世界遺産に登録されたバクー旧市街
12世紀に、二重の壁に囲まれた旧市街は
発展著しい大都市バクーの一画に残る別世界のよう…
現在は二重の内側の壁だけが残っています
美しい鉄門から旧市街へ…
イチェリ・シャハル(内城という意味)と
呼ばれる旧市街の入り組んだ小路には
干しレンガ造りの建物が並ぶ伝統的な街並み
砂色の建物、イスラムらしい幾何学模様の彫刻
モスクのミナレットも見え
やっぱりイスラム国家だなと思う反面
張り出したバルコニーやアールヌーヴォー風の
レリーフなども多くてヨーロッパの影響も大きいようです
これは一体どうしたことか…
修復中?なのかオサレなラッピング
旧市街ですが…
アバンギャルドなアートもございます…
ドラム缶もおしゃれだわ(*´﹀`*)
ちなみにマンホールはこんなでした
13~16世紀まで支配していたイスラム王朝
シルヴァンシャー王朝のハーン(王)の一族が
14~15世紀にかけて建てたシルヴァンシャー宮殿
ディワンハーネは王との謁見の間と
訳されていることが多いようですが
このときのガイドさんは裁判所と言っていました
入り口のレリーフの美しいこと…
この中に王様が座り判決を言い渡す… と
なんでも地下に囚人がいて
呼ばれると頭だけを出して裁きを受けた… と
風の街だけあり、風の気持ち良いバクーですが
日差しは厳しい夏のもの
砂色の建物にキョウチクトウが似合います
もともと王族が住んでいた建物は
博物館になっていました
壁に1991年の独立時に砲撃された痕が残っていました…
住居内の壁にところどころ穴が開いていて
用事のあるときは、その穴に向かってお声がけ…
糸電話ならぬ木霊で伝えていたとか
めちゃくちゃ共鳴していました
ところどころタイルが残っていたけど
アゼルバイジャンはトルコやイランに近いけれど
タイル文化じゃなかったな
木が使われることが多かったらしく
組木で造られた装飾もありました
錫製の大きなお皿にはブッタ柄
アゼルバイジャン語でペイズリー柄のような
勾玉模様を表すブッダ
アゼルバイジャンでは国のシンボルになっていて
この後ジョージアに行く時乗った飛行機も
ブッダエアという名前だったな…
ドラム缶ペイントは流行りなのか
宮殿内でも
ゴロゴロ
むくげもわっさわさ …これまた風景に合う
宮殿内にはミナレット!
王族専用のモスクもあり
入ってみたら… あら、礼拝堂小さっ
ディワンハーネに似ている建物は王族の霊廟
中には棺(型をした石棺)が大小3つあり
王と、王妃、その息子が地下に眠っているそうです
王族専用のハマムは …大きいわ
宮殿から見えていた新市街
フレームタワーズが見えてるぅ
ランチを旧市街でいただきました
アゼルバイジャンはイスラム国家だけれど
アルコールの規制は全くナッシング
ワインもこんな…
もちろんビールも んまっ
この先もずっとそうだったけれど
テーブルには常にチーズと生野菜
特にチーズがおいしくて…
ソースのように見えるのはマンガル
ナスとトマトのラタトゥイユをさらに煮込んだような
ちょっとスパイシーで爽やかなサラダ
これが美味しかったぁ
クタブはアゼルバイジャン風クレープというか
パリパリの餃子のような皮の中にはひき肉
…の上にユカリ!スマックと言いますが
ほんとにしそ味、ゆかりなの
ケバブもアゼルバイジャンでは定番料理
どこかトルコ、ギリシャ、ブルガリアに似ていて
しかもロシアやアラブの影響も …美味しいはずだわ
Ciz Biz
Kichik Qala, 28, Baku, Azerbaijan
続きはこちら 3. 【アゼルバイジャン】首都バクー ~世界遺産乙女の望楼 ~殉教者の小道 ~フレームタワーズのライトアップ
2019年7月:アゼルバイジャン・ジョージア・アルメニア、コーカサス3カ国の旅トップに戻る
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