乙女の望楼はアゼルバイジャン語で
グズガラスゥと呼ばれるバクーのシンボル
紀元前5世紀に拝火教寺院として塔が建てられ
建物は要塞の役割も果たしていたとか…
2000年に世界遺産に登録されています
もっとも現在の高さ30mの塔は
12世紀に建て直されたもので
塔の名前の由来には諸説あるようですが
13世紀にモンゴル人が支配していたバクーで
モンゴル人の王がある娘に言い寄ったんだとか
で、その娘さんは嫌がって塔の上からカスピ海に
見を投げてしまった …というお話
塔の近くにある建物はとても古いマンション
カスピ海を見晴らせる
その名の通り高級住宅だそうですよ… 歴史ありそう
2012年に完成した高さ182mのフレーム・タワーズ
「火の国」と言われているアゼルバイジャンだからか
炎を模った3つのビル群にはホテル、マンション
オフィスがはいっています
そんな近代建築のお隣にあるのが殉教者の小道
ナゴルノ・カラバフ自治州を巡り
アゼルバイジャンとアルメニアが
対立していた1990年1月にバクーで
アゼルバイジャン人とアルメニア人の
大規模な衝突が発生したのです
連邦政府であるソ連は軍を派遣し鎮圧
その際に130名以上の死者を出す大惨事に
なってしまったのです
その大惨事、「黒い一月事件」と
アルメニアとのナゴルノ・カラバフ戦争
(1988〜1994年)の戦死者が眠る墓地
小道の入り口にはブルーモスクがあります
バクーではほとんどモスクは見かけず
アザーンも流れてこないし
女性もスカーフを被っていないので
イスラム国家であることを忘れそうになります
モスクの隣には随分モダンな建物が…
トルコとの繋がりは深いのでしょうか…
小道を進むと慰霊塔が見えてきました
ここにも拝火教寺院と同じく
火が灯っています
展望台になっていてカスピ海が見渡せます
ちなみに風の街バクー、ここは高台なので
めちゃくちゃ風が強いです
帽子が飛ばされそうになりますよ
湖とは思えない大きさ… 世界一の大きさですもんね
お昼に着いたアゼルバイジャン
初日からずいぶんと観光したものです
ホテルは街中にあるホテルですが
緑が多くて落ち着く造りでした
狭いけれどバルコニーもあって…緑が迫る(>ω<)
部屋は至ってシンプル でも、全然OK
お水もおいてあったし、ポットもあったし…
なんと言っても良かったのは
レストランが最上階だったの…
カスピ海が見えて気持ちよかったわ
Central Park Hotel
Suleyman Rahimov 165, Baku AZ1014, Azerbaijan
この日はまだまだ終わらず…
日没後に夜景を見にいきました!
さっき見たブルーモスクもライトアップ
フレーム・タワーズを見に来たのです
10分くらいかけて様々なパターンが
映っていきます… まずは国旗
人がアゼルバイジャンの国旗を振っている
バージョンもありました
フレーム・タワーズだけに炎バージョン
メラメラと炎が動いていくの…
毎日ライトアップあるそうですが
中にいる人には影響ないのかしらね?
国旗カラーのバージョン
…やっぱり電灯の点いている部屋もありますね
水が流れるバージョンは上から下へと滝のよう
手前のガラスドームはフレーム・タワーズへの
ケーブルカーの乗り場ですって
夕方に訪れた殉教者の小道の慰霊碑の火は…
あれ~ 灯っていませんでした
拝火教寺院とは違って、こちらは夜は消灯するんですね
でもそのおかげで慰霊碑の中に入れたの(熱くないから)
で、天井!!キンピカでした
夜のカスピ海もステキ
右奥のピカピカ水面が青く光っているのはなんだろう…
長かった一日、ようやく終了…
明日はゆっくり出かける予定
続きはこちら 4. 【アゼルバイジャン】ビビヘイバットモスク ~首都バクーの変わった建物達
2019年7月:アゼルバイジャン・ジョージア・アルメニア、コーカサス3カ国の旅トップに戻る
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