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えろほんの続きA
先日「男の裸が好き」とのカミングアウトを受けた幼馴染から、衝撃の発言。 「お前と話合わせたくて苦手なエロ本も頑張って読んでた。お前の為に」 ぶっちゃけ興奮したよね。ごめんね。嫌な思いさせて。あと今興奮しててごめんね。頑張り屋で一途でアホなお前が割と好きだわ、ごめんね。 「でも、お前の目の前にはいっつもエロ本があって、どれだけ頑張っても俺はAV男優には勝てないんだな、って思ったら、なんかもう止まらなくて。……ごめん」 俺 の 事 大 好 き か !!! まあ、幼馴染にして唯一無二の大親友だもんね、おまけに同性が好きだってことを打ち明けられた唯一の相手、あーんどそういう関係のエロ本バイヤー。コミュ障気味な幼馴染はそりゃ必死になるよねえ。 「なあ、聞いてくれ。俺本当にお前のこと、好きなんだ」 えー、あはは、照れるね。 「え、やだ、照れる」 「冗談とかじゃなくて」 「ありがとー。ふつつかものですがよろしくおねがいしまーす」 「……」 一発やったあとにこの話。ピロートークにしては色気がない。ジト目をにんまり笑顔で返すと、赤い顔のまま俯かれた。ありゃ、機嫌そこねちゃったかな。 頭をわしゃわしゃと弟にするように撫でると、「やめろ…」と言いながらも手を払いのけない。……可愛いなあ。 ありがとな、こんなどうしようもない俺を認めてくれて。 お礼とお詫びといってはなんだけど、お前にいつかほんとの白馬の王子様が現れるまで 傍に居るよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.08.30 04:44:30
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