|
カテゴリ:🌾7種
安居が一番許せないと思っている部分って、
「先生達の「人間の悪意」」 じゃないのかな…? 7人に「なる」まで死んでもらいます、の部分ではなく、 7人に「する」から生き残れよ、という部分。 ●人間の悪意を学ぶことがある意味最後の卒業試験だったのかもしれない。 それを巨船で役に立てられたのだとしたら、それは意味があったのかもしれない。 悪意・害意≒「罠」というのは生物に特有のものだから。 ただ、それに至るまでに犠牲が大きすぎるけれど。 一方、害意や死体と縁遠かった秋や花は「引っかかって」しまった。 ーけれど、龍宮編においては、敢えて踏み込んだからこそ手に入れることができた。マーク達の最期を知ることが出来たし、マークとマリア達はきっと、やっと成仏できた。 きのこ編は…き…の…こは……生…産…調…整……?青紫や他の植物ではなく、きのこなのは 本編で初めて「罠に引っかかった」のがナツ&嵐の毒キノコ編(モドシタケ)ということと繋がってるのかも。 以下花のコネ・花以外の絆について考察していて思った事。 ○確実に故意: ・放火(校舎・水槽レンズ) ・ダム決壊(校舎を壊し、最初に50人近く削る為) ・放火(高見の見物を許さない為) ・助言?(※もしも接近に気付かなかったらどうしていたのか) ・船に乗ってきたら正面対決(卯浪)orワイヤートラップなます切り(貴士)orその付近で背後からナイフで襲い掛かる(貴士) ・船に毒蜘蛛毒蠍が入れられてる ○微妙/時間差攻撃: ・猛獣・毒生物を放す↓ ・狂犬病の犬が最悪なタイミングでそこに居る↓ →源五郎の動物(特に青葉・端午)に罹患(餌が無かったから犬を食べた?) ・源五郎の動物は「人肉の味」を知っている(赤い部屋から出た安居がその動物に頼る皮肉) →前後不覚になった猛獣が襲うのは人間 ・元々の地盤がゆるゆる(繭含め数人は気付いていた)で地盤沈下し更に死ぬ →怪我人を助けていたら巻き添えで死ぬ ・仲間が死んで心が壊れる ○ネグレクトレベル(※半分は誘導先) ・落雷 ・坑道の崩落 ・植物毒 ・三方崖に洪水土砂崩れ来る …思うんだけど。 要先輩は「毒の見分け方を…」と言っているけれど。 彼が味わっていることの中に放火はないよね…? 人災(鵜飼)部分は誘拐犯と重ねているのかもしれないけど、 仲間との避難も、仲間と「君を置いていけない」となったことも、ましてや落とし合いになったこともないわけで…… つまりは、 要先輩の人とまともに関わった経験の不足と 貴士先生の花が行けない(※行った)恨みと 卯浪先生の選民意識及びマウント意識が生み出した結果が あの安居闇落ち悪堕ち回だったんじゃないだろうか。 ![]() H×H/画像お借りしました だからこそ、安居は花に対しても「人間の悪意」をぶつけようとしてキャラ変したんじゃないだろうか。おぞましいけど哀しいな。安居達を幼い頃から見守って?いたというのもあるけど。 貴士先生が「僕は君たちが憎いのかもしれない」と言っていなければ。 要先輩が「要先輩は知っているんですか」と思われていなければ。 卯浪は「反面教師」だけであったのかもしれない。 ……「裁判」が気になります。 これは責任っていう問題なのかな。 ●虫の無機質な害意 要先輩と龍宮編貴士先生は「虫」のような効率性重視だったのだろう。 それは 「個々の人格」<<「種の存続」 という、ある意味では潔い意志でもある。 それならそれで「それが親のもう一つの面」ということを虫に最初に襲われた花・春チームが認識するというのは皮肉でもある。 そして、秋のチームが一番憤っていたのは人間の悪意よりも、人間の想いも進化も無視するような馬鹿にするようなそういった虫らしさ。 序盤からカマキリのような静かな恐ろしさを見せつけていた要先輩は(失礼だけど)虫らしさが減っていくのか。 責任という部分が一応決着が着いたのであれば、細かい部分の価値観のすり合わせがこれから行われるのだろうか。見守りたい。 ●虫目と●●目 逆に虫の罠を利用するやつ(蜘蛛の糸と腕にバッチコイバッチコイベイベーするあああトリオとか)、虫の罠のおかげで得たこと(錆風生物と核爆弾の潰し合い)(ナツと蝉丸と花と新巻の里帰り)もあるし、最終的にはやはり「どう扱うか」なんだろうな。 「虫」は武器、「進化」「悪意…意志」は使う手。 その手が清濁併せ呑んでなお 誰得 なことをしないことを、願う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.02.06 14:47:17
コメント(0) | コメントを書く |