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種差別・動物の権利(アニマルライツ)・動物の解放を考える

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南茶手 美井雁

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2008年03月02日
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カテゴリ:肉・卵について
以下のコメントをいただきました。この記事にて回答いたします。

>いつも思うのですが、植物も生き物なんですよ?
>たとえばごはんにしてもパンにしても水をやって地面にまけば、
>おひさまの光をはっぱいっぱいに受けて、ぐんぐん大きくなり、
>沢山の新しい命を生み出すその赤ん坊を、すり潰したり煮殺したりして
>虐殺しているわけです。道端の雑草にしてもそうです。
>ただ生きているだけなのにただ生きているという理由だけで
>無残にホロコーストされているのです。

動物にも植物にも命がある、という点では同じでしょうね。
しかしながらヒト(とは限らず動物)は、なにかを食べないと
生きていけません。「何か」っていっても石や土塊を食べるわけにはいきません。
そこで、生きている動植物を食べることになります。
これは避けられないことなんですね。
(不食というヒトもいますが、彼らは例外として解釈して下さい)

しかし、種類が違うのです。
簡単な話、あなたが、大根を真っ二つに切るのと、
鶏のクビを真っ二つに切るのと、同じ気持ちでできますか?

もちろん動物のそれ(屠殺)を生業としている方たちはできます。
『いのちの食べかた』という映画でもそのことが描写されていました。
動物解体職場の人たちは慣れちゃっているのですね。

一般の人には大根と鶏のクビを切るのとは同じ気持ちでは
できないと思います。
ましてや、豚や牛のクビを切って絶命させることもなかなかできないと思います。

ということで、植物と動物は同じ命でも違うんですよ。
気持ち的に違うんですよ。気持ち的に違う、ということは、
やってはいけない、ということだと思うのです。

さらに言うと、植物は育んでいるのです。

何をかっていうと?

動物たちをです。それから地球全体をです。

植物は食べられることで動物たちを育んでいるのです。
そうして地球をも育んでいるのです。

そう思いませんか?

なんでリンゴが赤いの?みかんが黄色いの?柿がオレンジなの?
熟す前はみんな緑色。葉っぱと同じ色。
なんで熟すると色が変わるの?
それは食べてもらいたいからなのです。
目立つようになって鳥やその他の動物たちに食べてもらいたいからなのです。
食べてもらって、種を他の場所へ糞として落として欲しいからなのです。

米や麦(その他の穀物)もおんなじです。今はその栽培は
人間に管理されているのですが、実を成らせて人間に食べてもらう代わりに、
次の世代の米や麦を栽培してもらうわけです。
ですからギブ・アンド・テイクの関係なのですね。
ということで、

>新しい命を生み出すその赤ん坊を、すり潰したり煮殺したりして
>虐殺しているわけです。

こういう↑表現は全然当てはまらないと思いますよ?
それに植物は痛点がないので、苦しい思いはしませんから。

>欧米で肉食が広く行われ、多くの動物たちがただ殺されるために
>育てられるのは、キリスト教において、
>動物に魂はない=人間が何をしてもよいという考えによって立っています。 

このことは知りませんでした。情報ありがとうございます。

>ベジタリアンの人は動物には魂を認めてくれているのに、
>植物にそれを認めないのは不公平なのではないのでしょうか?

「魂」とまでは私は言っていません。
しかし、こういうことを主張したい方は大体、

「動物にも魂がある。植物にも魂がある。だから、同じに考えるべきだ。
よって、植物を食うのなら、肉を食って何が悪い」

ということが言いたいのだと思うのです。
しかしながら、前述したとおり、「命」という点では同じですが、
植物と動物とは別に考えて下さい。
そうです。

植物と動物は別なのです。

  





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Last updated  2008年03月02日 22時38分45秒
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