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テーマ:正しい食育ってなに?(1637)
カテゴリ:長寿の秘訣
madamさんのコメントに回答いたします。
私は、こちらのブログテーマである肉食に関しては、2001年に甲田光雄先生の講演会を聴いて以来、10年くらいしていません。 甲田理論は、肉食を否定しているところ以外は、却って健康を害することが分かってからやめました。 (例えば玄米の発芽抑制物質の危険性に関してはノータッチです) 貴方は甲田理論に対して、どのような考えをお持ちでしょうか? 甲田光雄医師はすばらしい方だったと思います。 特に難病治療に尽力されました。その功績は大きいと思っています。 しかしながら、その治療方針についていけない患者さんも少なくなかったようです。 で、私の場合は、甲田理論による玄米菜食は採用しておりません。 玄米を主食とはしておりますが、あとは、肉は絶対にとらないように気をつけています。 卵、牛乳・乳製品、も極力とらないようにしております。 さらに魚介類はごくたまにしかとらないという「なんちゃってビーガン」です。 そのほかの食品は副食としてまんべんなく食べるようにしています。 また、西式健康法の中の、「金魚運動」と「毛細管運動」でしたっけ? 仰向けになって足と腕を上の伸ばしてブルブル震えさせる運動のことです。 それだけは寝る前に毎日行っております。 それからついでに腹筋運動とかるいストレッチも行っております。 コメントでは、「発芽抑制物質が分からない」と書きましたが、その後調べて分かりました。 これまで知らなかったことを恥じています。 ほかにも知らない方がいると思いますので、転載させてもらいました。 玄米の正しい食べ方 ***************************** ○玄米・雑穀食には、発芽抑制分子にご注意を! 玄米やひえ、あわ、きび、大豆などの雑穀をはじめ、あらゆる植物の種子には、土の上に落ちても腐ることなく、やがて季節がきて適切な時期になると芽を出すというメカニズムが働いています。そのための発芽を調節している植物ホルモン様物質として、発芽抑制因子が存在していると考えられています。中でも玄米に含まれている発芽抑制因子アブシジン酸はよく研究されているものです。 西原克成医博(元東京大学医学部口腔外科教室講師)によれば、玄米に含まれている発芽抑制因子アブシジン酸abscisic acidはミトコンドリア毒なので、玄米食には注意が必要であると警告されています。ミトコンドリアは細胞の中にあって体温を生み出すエネルギー工場として重要な器官です。これが障害を受けることは冷え体質の原因となります。 有機農業の田んぼにおいて、除草剤の米ぬかを撒く米ぬか除草法というのが行われていますが、単なる日光被膜材としての作用ではなく、米ぬかに含まれるアブシジン酸による草の芽に対する何らかの発芽抑制効果を利用している可能性があります。除草剤として使えるほど強力な発芽抑制因子なら、そのまま食べてしまう玄米の食べ方には注意が必要になります。 そういえば、厳格な玄米菜食を行っている人の多くは顔につやがなく、皮膚は黒ずんで覇気がありません。エネルギー代謝器官のミトコンドリアを痛めつけられていたら当然のことなのかもしれません。ミトコンドリアの活動が下がって低体温になれば、癌細胞が好むところとなります。玄米を食べていたのに癌になったという声をよく聞くのは、そういうことも一因ではないかと思います。 いっぽう、代替医療の方法のひとつとして、玄米食で癌を克服できたという話もあります。それはポストハーベスト農薬や動物医薬品汚染のある肉食、小麦粉食、油食など問題だらけの欧風食に比べれば、玄米を食べるほうがはるかにましで、相対的に病気と闘えているだけではないかと思います。玄米を食べるなら、念のため発芽抑制因子を不活化してから食べるほうがより健康的なはずです。 玄米にはキレート結合でミネラルを捕捉する性質がある「フィチン酸」もあり、玄米食で鉄やカルシウム不足を心配する話も以前からありました。 ●発芽抑制因子を無害化する方法 人類は、人体に悪影響を与える発芽抑制因子を含む玄米、雑穀などの種子を食べ物として選んで以来、長い時間をかけて無意識のうちに安全に調理する道を工夫してきています。玄米を精白して分づき米や白米としたのも、その知恵のひとつだったといえるでしょう。 西原克成先生は、玄米のアブシジン酸を不活化する方法として、1.炊飯する前に十分に浸水する方法と、2.煎る方法の2つがあると指摘されています。玄米は十分に浸水されることによって発芽へのスイッチが入り、成分が変化していき、アブシジン酸やフィチン酸の毒性も消滅します。このとき、実際の発芽までもっていかなくとも前発芽状態、すなわち種子の中で成分が変化し人間が食べても安全な状態となる「発芽モード」にして食べればよいのです。発芽までもっていくと、話題の栄養成分ギャバGABA(ガンマアミノ酪酸)が増えてきますが、玄米の食味はむしろ低下しますので、おいしい料理としてはおすすめしません。 かつて日本人は玄米を食べるとき、前日から十分に水に浸けてから炊飯していました。圧力鍋のなかった時代、そうでなければ硬いままの玄米では鍋や釜では調理が難しかったのかもしれませんが、昔の人はじつはそれがおいしい食べ方であることを知っていたはずです。浸水された玄米にはグルコースやアミノ酸などが増えてくることが知られています。玄米は十分な浸水によって柔らかくなるだけでなく、前発芽状態に成分が変化し、発芽抑制因子という毒成分が消えることも、おいしいと感じる理由かもしれません。 それに対して、玄米を事前に十分な浸水もせずに圧力鍋でさっさと炊いてしまうという方法では、発芽抑制因子が残ったままで不活化されていませんので、不適切な調理方法と言わざるを得ません。 煎るという方法でもアブシジン酸は不活化できます。一時流行した「米ぬか健康法」は米ぬかを煎って食べていました。シガリオのブラックジンガーやリブレフラワーも煎っていますので適切な処理をしていることになります。ただし玄米をただ粉にしただけの玄米粉ではミトコンドリア毒の危険性は消えていません。 雑穀の場合も同様な理由で、十分な浸水をしてから調理することが必要だと思います。そのままごはんに混ぜて炊くだけでは、単に腸の中を腸の表面を傷つけながら、消化もされずに通過するだけのもったいない食べ方になりかねません。 ******************************* また、オルタネートクッキングを提唱されている、料理家の山本朝子さんのサイトの、 「穀物を食べるということ」というコラムに、 とてもわかりやすく玄米・穀物についての正しい食べ方がのっています。 もしせっかく健康のためにと玄米食をされてらっしゃる方がいらっしゃれば、 是非ご参考までにご一読くださいね♪ http://plaza.rakuten.co.jp/teamsmilehappy/diary/200907020000/ 発芽玄米にしてから炊いた方が良さそうですね。 【送料無料】発芽玄米ダイエット ★新発売★発芽玄米α化ドライタイプだからふっくら美味しい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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