端午の節句
♪汨羅(べきら)の淵に波騒ぎ♪巫山(ふざん)の雲は乱れ飛ぶ憂国の詩人屈原(くつげん)が汨羅に身投げしたのは2300年前(中国の戦国時代)。・楚 の国民達は、小舟で川に行き,太鼓を打ってその音で魚をおどし,さらにちまきを投げて,「屈原」の死体を魚が食べないようにしました。その日が中国の年中行事になり,へさきに竜の首飾りをつけた竜船が競争する行事が生まれたそうです。・これは今日のドラゴンレース(龍舟比賽)の始 まりとも言われています。・これがちまき(肉粽=ローツ ォン)の起源です。このようなエピソードから、毎年命日の5月5日の屈原の供養のために祭が行なわれるようになり、やがて中国全体に広がっていったのです。これが日本に伝わって端午の節句になったもよう。ちまきとペーロンの起源も判明。