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今日も引き続き、休日バージョンです。
私はずっとひどい高脂血症で、その指標になる「トリグリセライド値」は一時期正常値の4倍以上の600もあり、「このままだとヤバイ」とお医者さんに脅かされて強制的に薬を飲まされていました。 ところがこの薬、症状をおさえるだけでなんの根本的解決につながらないものらしく、一生飲み続けなくてはいけないのです。いわゆるモグラ叩き的打ち手ってやつです。 いつも「コンサルタントは問題解決力が重要だ!」といいつつ、自分の体の問題が解決できないようでは恥ずかしい。 「よし、根本的に解決しよう」と一念発起して、「高脂血症撲滅戦略」をたてることにしました。2年くらい前のことです。 【当時の戦略計画書】 ・問題点:高脂血症により将来的に糖尿病や動脈硬化になる ・根本原因:カロリー消費量<摂取カロリー量(私の場合:検証済み) ・目標:トリグリセライド値を1年で正常値にする(定量的に!) ・指針:薬に頼らないで治す(打ち手実行上、はずしてはいけないポイント) ・打ち手仮説1:(インプットの制限)食事のカロリーをおさえる 仮説2:(アウトプットの増加)なんか運動する これに沿って、カロリー計算したり、ジョギングをはじめたりしたのですが、この打ち手はフィジビリティーに問題がありました。 めんどくさくて続かない、という欠点が。 (コンサルティング業界では、このような打ち手を「絵に描いた餅」と言います) うーん、困った。 そこで、いろいろな本を読み再度検討した結果、打ち手仮説3として、思い切って『朝食をやめる』ことにしてみました。これなら実行は単純で、単にやめればいいだけ。最初はきつかったものの、なんとか続けられています。 その効果検証(トリグリセライド値) ・打ち手開始前 (2003年夏) 600-300(投薬後) ・ 開始後1年 (2004年夏) 200(投薬なし) ・ 開始後1.5年(2004年末) 170(投薬なし) ということで、いまではほぼ正常値です。ちなみに体重は10キロ以上一気に落ちたあと、現在は一定しています。 いずれにしても、仮説3が私にはばっちりだったということですね。 体あってのビジネスです。 健康管理も仕事の一部として、問題解決していきましょう。 # 『朝食抜き』はヒトによっては大変リスキーなので、万人向きではありません。もし興味があっても、よくお医者さんと相談してから実行してください。 ----------------------------------------------- 今日のメッセージ 「『新しいことをはじめる』だけでなく『不要なことはやめる』」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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