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2012年02月06日

IS02を使い始めて

カテゴリ：スマートフォン

→関連記事：T-01Aが充電不可に

ドコモのT-01Aに代えて、auのIS02を使い始めたが、ハード的な大きな違いは、

・スライド式のフルキーボード付き
・その分、厚みが3mmほど増し12.9mm、重量も29g増し158ｇとなった
・auなので、FOMA(W-CDMA)/GSM対応から、CDMA 1X WIN対応に変わった
・画面が、Wide VGAの液晶から、Visual Wide VGAの有機ELに変わった
・タッチパネルが、感圧式から、静電容量式に変わった
・フローティングタッチパッドがなくなった
といったところで、ソフト的には、
・OSが、Windows Mobile 6.5から6.5.3にマイナーバージョンアップした
・新たに緊急地震速報に対応した
・ランチャーメニューが、ストライプメニューから、NX!UIに変更
・ドコモ固有サービス用のアプリや、NetFront Widget、NetFront Brower、おまかせロック、Kinoma Play、SecurityScanなどはプリンストールされない
・新たにRSS・Hub、ClipBook、名刺OmCR、いつもNAVI、Cyber-SIGNなどのアプリが追加された

といった点が相違点だ。

厚み3mm増、重量29g増は、確実に差があり、手持ちしていて正直重い。
寝ながら見るのは、寝落ちしたときに危険なので、止めたほうがよさそうだ。
バッテリーはT-01Aと共通なので、T-01Aのものを流用できるのは助かるな。
有機ELの画面は、初体験だが、感圧式タッチパネル＋液晶のT-01Aに比べ、圧倒的に色がきれい。

操作上は、タッチパネルが静電容量式になったことで、感圧式のタッチペンが使えなくなり、指か静電容量式のタッチペンに変更する必要があるのが難点。

IS02のプリインストールアプリは、きちんと配慮されていて、あまり問題がないのだが、特に、自分でインストールした古いWindows Mobileアプリは、解像度が低い静電容量式タッチパネルを想定しておらず、操作オブジェクトが小さい場合が多く、操作性が悪化するのは避けられない。
実際、アプリによっては、思うようにタップできず、いらいらする場面は、発生している。

一方、T-01Aではソフトキーボードしかなく不便であった文字入力や、十字カーソルによる操作は、フルキーボードがつくことで、格段に楽になるはずであり、いい点も悪い点もあるため、トータルで良くなるのか悪くなるのかは、使い込んでみないと分からない。

今、独自のメニューアプリを外し、すぐに使うフリーソフトを最低限インストールしたところだ。
すると、愛用してきたWKTASKやtdLaunchの表示が崩れ、正しく動作しないことが判明。
肝心要のアプリだけに、これは厳しい。現在、いい対策はないか、調査中だ。

IS02は、私にとって、おそらく最後のWindows Phoneになるだろう（Windows Phone 7.5には全く興味がないため）。

ただ、Windows Phone 6.5.3って、iPhoneが出てきて、あわてて静電容量式タッチパネルに対応しようとして、OSとして支離滅裂になっているのが分かる。

実際に使ってみるまで、OSとして、ここまで6.5と、6.5.3の差が大きくあるとは思わなかったな。
特に、長年使えたはずのアプリが、UIの大幅変更で、互換性が急に落ちているのが痛い。
本当に、IS02がT-01Aの代わりになるのか、よく見極めて、駄目だったら、早めに別の手段も考える必要があるかもな。