ホーム最終営業日
今日はホームの最終営業日。毎年だが予定が付く限り必ず行く事に決めている。画像から分かるようにもうあちこちが解けて今日が最終であることを裏付けるようなコンディションだ。思えば去年暮れのオープンから今日まで、時間が過ぎるのは早いものだ。自分自身こうやってまた歳を重ねているということにもなるのだが。反省点は色々ある。気が乗らなくて行けなかったこともあった。年々行く回数が減ってきているようにも思える。パウダーもそれほど楽しめなかった。積雪量も年々少なくなりつつある。あと気になったのは来客数の減少。遅くに行っても駐車場の端に停めなくてもいいことである。昔は行く時刻が遅いと離れた駐車場からギアを担いでゲレンデまで移動しなければならないくらい来客が多かった。今年は去年よりさらに減ったような気がする。となると来年はもっと減る事になるのだろうか。これも時代の流れと言ってしまえばそれまでだが。しかし毎年見る田沢湖だけは変わらない。美しい湖面を今日も見せてくれた。これだけは時代が変わろうと不変。しかしスノースポーツを取り巻く環境が変わってしまった。今シーズン、スキーは高齢化がさらに進んだように思えた。スノーボードは人口が減ったのかもしれない。というより次の世代が入り込んできていないのだろう。若者の志向自体が時代と共に変化してしまったということか。そういえば家でテレゲしてたほうがいい、というやつも居たな。確かに今はこの不況と若者の正規雇用者の減少という環境下ではそうならざるを得ないのかもしれない。時間はどんどん過ぎているという現実をスノースポーツに突きつけられているということか。そんなことを考えながらホームの最終をリフト最後の時刻まで乗って終えた。今シーズンもありがとう。そしてこの次の冬までしばしさようなら。自宅の周りは今が桜の見頃を迎えている。ここは全国的に有名な場所ではないのだが、本数と距離数ではおそらくかなりのところにまであるのではないのだろうか。道路で桜並木が隔てられているので何となく区切られた印象を与えてしまうのが残念だ。これがずっと続いていると北上の展勝池に匹敵するくらいの規模ではないだろうかなあ。とにかく今が見頃。他に有名な名所があるのだが毎年ここに見に来ている。混雑もないし、車も休日でも無料で簡単に停められる。有名処は有料駐車場と混雑に悩まされるからね。そう考えるとここはまさに自分にとっての名所。有名でないほうがいいか。自分が楽しめりゃ。