[観劇]の記事一覧 | 月のしずく　星のかけら

アルフォンス・ミュシャ展

今日はお休み｡母と県立美術館に『ｱﾙﾌｫﾝｽ･ﾐｭｼｬ展』を観覧してきました｡私は『ｱｰﾙﾇｰﾎﾞｰ』が割と好きなので､とても楽しみにしていました｡母はあんまり関心がないみたいでしたが､私はじっくり眺めてました｡｢綺麗なお姉ちゃんがいっぱい描かれている～｣と思いながら（←おいっ）｡ﾐｭｼｬは最初､作風がｱｰﾙﾇｰﾎﾞｰじゃなくて､宗教画みたいのを多く書いていたみたい｡でも､演劇とかに興味があって､そのﾎﾟｽﾀｰを描くのに､『ｱｰﾙﾇｰﾎﾞｰ』にしてみたら､一躍有名人になったらしい｡綺麗なお姉ちゃんだけじゃなくて､祖国の為の絵も描いていたよ｡素朴な農民がﾓﾃﾞﾙとか｡でも､やっぱり素敵でした～（＾＾）ﾐｭｼｬのﾌｧｲﾙ､購入しちゃいました(^^ゞ（でも､350円だけ～｡じっくり選んで）それと｡ﾗﾝﾁﾏｯﾌﾟなるもの発見！！美術館が製作していて､近隣のﾗﾝﾁが出来る店が載せてあって､相互に協力してるみたい｡入館券持ってたらﾗﾝﾁ割引とか､ﾗﾝﾁのﾚｼｰﾄを持ってたら入館料割引とか｡思わず｢使える！！｣と思ってﾏｯﾌﾟを持ち帰りました｡

『ペラペラゲーム』

　県立芸術劇場のイベントホールにて１９時より『ペラペラゲーム』を観劇しました。これは郷土出身の中島淳彦さん原作の作品で、今回は県内劇団の女優さん１０人が『女組でvこんば』というユニットを組んで上演されました。　女子刑務所の、もうすぐ出所するひとたちの部屋「あがり部屋」での話なのですが。刑務官とのやりとりとか、複雑な事情とか。・・・私たちの何気ない日常は、彼女たちにとってはかなりのカルチャーショックなんだなとか。　そういうのが、笑いを織り交ぜながら表現されていて。あと、犯罪を犯すのも、常に隣り合わせなんだな・・・とか。笑いながらも考えさせられるお芝居でした。　あと。出演者が友達っていうのも(^^ゞ楽しい時間でした♪　観客やスタッフの中に見知った顔がいたり・・・。近くに座っていたのは実は原作者さんだったとか！Σ（￣□￣；　退出する時に友達（出演者）を探していたら、一緒に話していたのがHさん夫妻でした。３公演あるのに、この時間に会えたっていうのが嬉しかったです♪　友達いわく「この夜の公演は、お客さんのノリがすごくよかったよ」と。うん♪曲に合わせて手拍子とかしたもんね（＾＾）　あ。『演劇祭』開催期間中（１１月３日～１２月２日）誕生日を迎える人には何種類かから１つ、バッチがプレゼントされるとのこと。　早速いただいちゃいました♪写真がそうなんですが。可愛いでしょう？

トロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団公演♪

　今日は休み♪ビーズをしてたけど、中途半端ですわ・・・。　今夜は地元で『トロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団』が公演（＾＾）２年前に地元に来たらしいけど、その時は平日が休みの仕事ではなく、勤番も希望を出せなかったので、観る機会はなかったのだけど、今回は運良く休みだったので、早速チケットを母とGet！！　２週間前だったから、もういい席はなかったけど、S席の後ろが取れた♪　場内アナウンスから爆笑！！「携帯電話の電源をお切り下さい。・・・・・と言っても、マナーモードにされるお客様がいらっしゃいますが、お隣の方が『カバンの中でウシガエルを飼っている！？』とビックリされるので、必ず電源をお切りいただきますよう、お願い致します」・・・すると、皆、笑いながら一斉に携帯電話を取り出して、電源を切っていました。後ろの席だったので、その様子が良く見えて、そっちでも笑えました（笑）。　高い技術に鳥肌が立ちましたが、本当に面白く、ず～っと笑いっ放しでした（＾o＾）　アンコールが３～４回あり、最後に『花笠音頭』を踊られたのにはビックリするやら楽しいやら（＊＾＾＊）　アンケートを書くと、ポストカードが貰えました♪また来て欲しいです☆彡

『野村萬斎　狂言の現在2007』

　今日は母と、野村萬斎さんの『狂言の現在2007』を観劇（と言うのでしょうか？）してきましたよ♪　九州は本県宮崎を皮切りに、明日２２日は長崎、明後日２３日は鹿児島と回られるようです。　昨年、Sophiaさんに先行予約のことを教えていただいたので、前から５列目の中央エリアで、なかなか良い席でした（＾＾）　この県立芸術劇場の演劇ホールと言えば、４年前に『ステージM』が第９回公演『エルドラード』を公演したホール。「この舞台に立っていたんだよな。裏はこうなっているんだよな」とか、色々と感慨深いものがあり、開演までしばし、会場をグルッと見渡していました。　萬斎さんの公演も、２階席を解放されていなかったので「あ、『M』の時と一緒だな～」と思いました。　１８時半開演。萬斎さんのトークから開始です♪２演目の解説が主でしたが、最初の「１年振りですが、皆様はいかがお過ごしだったでしょうか？宮崎と言えば、今話題の土地ですね～。テレビを付けると『宮崎　宮崎』で・・・」と話されると、会場がドッと笑いに包まれました。まあね・・・色々ね。　萬斎さんは「今はプロ野球のキャンプとか色々とお忙しく、そんな中、お越し下さりありがとうございます」とのことで。深くは突っ込まず、キャンプの話題に逃げましたか（笑）。　　プログラムを片手に持たれた萬斎さん。左手の親指～中指でマイクを持ち、同じ左手の薬指と小指でプログラムを握られておりました。「器用な持ち方！」と思いました(^^ゞ　低く響くいいお声で、顔も小さく、思わずうっとりです（笑）。時々、時間を気にされて、袂から腕時計を取り出して見る動作も様になっていました（笑）。　２作品目『千鳥』の唄を紹介され、会場で一緒に謡いましたが、その唄は今春～今夏の『にほんごであそぼ』（教育テレビのこども番組）で取り上げるそうですよ。今から楽しみです♪　萬斎さんの解説のおかげで、２演目のあらすじを知っており、難しい言葉とか表現されないこともわかり、面白く観劇することができ、お客さんも同時に笑うべき場面は笑うことができ、「狂言は楽しいものなんだ！！」と新たな発見ができました。　こういう活動を通して、狂言の面白さを普及されているんだな～と。　狂言は表現されない（道具とかがあまりない）ので、お客さんのイマジネーションが大事だとか。あと、登場されている人がその場に座っている時は、見えていても見えない・・・つまり、「消えている」ものと思って欲しいとのことでした。　あと、狂言は『お酒』にまつわる話が多く、大抵は呑んべえだそうです（笑）。しかも、現実だと理性が働くけれど、狂言の中では欲求のまま・本能のままに動くので、どうにかして呑もうとするらしく、その方法を楽しんで下さいとのことでした。　演目『舟渡聟』（ふなわたしむこ）出演：船頭・・・野村万之介　　　女・・・月崎晴夫　　　聟・・・深田博治　演目『千鳥』（ちどり）出演：太郎冠者・・・野村萬斎　　　主・・・破石晋照　　　酒屋・・・石田幸雄　２演目ですが出演者が少ない為、３０分間を演じきるには、とてつもなく体力がいるのだろうな～というか、皆さん、汗だくでした。　『千鳥』が終わって、終演のアナウンスが流れ、狂言は「アンコール」というのは存在しないんだな～というのも、また新鮮でしたね。　来年も来られたら、また狂言の世界に触れたいです！！　そういえば・・・。萬斎さんが「太郎冠者」の別の話をされた時、小学校6年の国語の時間を思い出しました。　参観日が国語で、「太郎冠者・次郎冠者」の話を取り上げられました。『毒』の話で、主人が外出することになり、酒樽を指差して太郎冠者・次郎冠者に「これは毒が入っているから、飲んだら死ぬ」ということを言い置いて行きます。しかし、二人にはそれが『酒』というのはわかっており、二人で飲み干してしまいます（笑）。そして、飲み干した後「さて、どうしよう」。・・・家宝の壷を派手に叩き割ります。　二人で泣き真似をし、そこへ主人が帰宅。「どうして泣いているのか」聞いてみると、「家宝の壷を誤って割ってしまい、お詫びに死のうと『毒』を飲みますが、一口飲んでも死ねません。二口・三口・・・全部飲みましたが死ねないのです」と。　主人は酒は呑まれ、大事な壷は割られ、散々ですよね（笑）。　その題材で劇をすることになり、新聞で裃（かみしも）を作り、クラスで選抜された（オーディションがありました/笑）友達と私のペアで、友達が太郎冠者・私が次郎冠者を参観日に演じたのでした。　最近会った、小学校時代の友達にも言われましたが、『ひなまつり発表会』とか、そういう大舞台で私は必ず重要な役を演じていました。朗読が好きで、内容を覚えるのも早かったのかな。放送委員で校内放送に出演したり（ビデオ放送がこの頃開始されました）、お昼の時間に放送される放送劇に参加したり、『演劇部』という本格的なものには携わったことはないのに（部活動は面倒に感じていたので＾＾；）、『演じる』ことは好きだったんだろうな～と思います。　それが『現在』につながっているんでしょうね～☆

『雪をわたって』

　今夜は、劇団SPCの第２５回公演『雪をわたって』を観に行きました。・・・その前に、Kちゃんと『亜羅人』に行って食事をしたのですが・・・。地元に住んでいて、評判は小学校時代から知っていたのに・・・。初めて行きました。　すごい量が多かったです＾＾；私は「ステーキピラフ」。Kちゃんは「ツナとベーコンのクリームスパゲティ」を注文したのに、手違いで何かわからない「コース」が出てきました・・・。　よく食べるKちゃんが、すごい苦しそうでした。店員さんの勘違いだったんだけど・・・。内心、「同じ物を頼まなくて良かった・・・」と思いました＾＾；　おかげで、SPCさんの公演は、１５分くらい遅れて入場（ごめんなさい）。きつねの世界に迷い込んだ、２人の兄妹のお話。ファンタジー色の強い作品で、公演をとても楽しみにしていました！！　・・・とてもよかったです♪こういう作品は好きですよ！！心なしか、お子さん連れも多かった気がします。（公演中、泣き声とか聞こえましたから）　１時間３０分の作品だったので「え？もう終わり？」って感じでしたが。今までSPCさんの作品は、ちょっと難しい作品が多かったので、今回はわかりやすくて、作品世界に入りやすかったです☆

バレエのサマーコンサート

　以前、現在お稽古している先生の運営されている『バレエ学校』の「サマーコンサート」（平たく言うと発表会）の招待券を頂いたので、それを観に行ってきました。　最初、３～６歳くらいの子たちが出てきて、素質のありそうな子・振りがわからないのかキョロキョロする子・出はけがわからない子に大声で「こっちよ！」と声を掛ける子など、ダンスより、人間模様がとても面白かった（笑）。小さい子は何をやっても（失敗しても）可愛いもんねvvv。　それから小学生・中学生・高校生と、だんだん大きくなっていって、技術も高等になっていって、その移り変わりというのがわかって、興味深かったです（＾＾）小学生が、小さい子に「ここにお座りするの」と言っているかのように、隣をちょいちょいと示す姿も可愛かった（＾＾）　講師の方々の発表もあり、「さすがだな～」と感心しきり。やっぱり仕草とか綺麗。ロシアに留学している高校生も、一時帰国していて、ソロダンスがあったけど、やっぱり表現力とか違うな～と感じました。　以前は、男の子のダンサーもいたはずだけど、今年は皆、女の子ばかり。やっぱりサッカーとか野球とか、そういうスポーツの方がいいのかな？妹がいるらしい男の子が客席にいたけど、「早く帰ろう」と退屈そうで、母親に「まだ帰らない」と言われてゴネていた。まあ、興味がないと、つまらないものね＾＾；・・・日が高いんだから、家で留守番するか、友達の家に遊びに行けばよかったのに。（一人にさせるには）信用ないのかな、親に・・・。　ロシアからの友情出演で二人、男の方が出演されていたけど、ジャンプは高いし、ターンも素晴らしいし『芸術』って感じ♪やっぱり『バレエ』は男女がいて成り立つ。『白鳥の湖』の王子様。金髪の王子様vvv。かっこいい～（＾＾）　タイツのむっちり感も見てしまいましたが＾＾；筋肉隆々で、女の子を軽々とリフトしたり、いいな～。太ももも、おしりをキュッと引き締まってて、かっこいい～。女の子を羽のように軽く見せる為の技術って、どんなもんだろう？・・・本当は重いと思うんだけど。　入場時間がちょっと延びて、外で待たされたのが不満だったけど、ロシアの人のダンスは見ごたえがあって、とてもよかったです♪

『せりふ読んでみる？2006』公演

　今日は、地元の県立劇場で『平成１８年度演劇ワークショップ　せりふ読んでみる？2006』受講生発表公演！を観劇してきました。　以前の劇団の仲間２人が出演とのことで・・・わくわく♪会場には知り合いも結構来ていて、一種の「同窓会」のような雰囲気！！　作品は「せりふ書いてみる？」の受講生の作品４篇で、それを「せりふ読んでみる？」の受講生が朗読するという、『朗読劇』でした。大きなアクションはないけれど、ただの朗読ではなく、やはり、「台詞」自体に力があって、「劇」としてちゃんと成り立っていました。　　椅子がたくさん置いてあって、「家」とかの大道具はないけれど、ナレーションでト書きを言って「この場所に何がある」という説明がされ、観客は、想像を膨らませるのです。登場人物も、場所の移動は「座っている椅子」を移動して「違う椅子」に座ることによって表現されていて、面白い形式だな～と感心しました。　　中には、難解な作品もありましたが、やはりわかりやすい作品もあり、十分楽しめました。何より、「無料」で地元の人に提供する姿勢が、「演劇」というか、「芸術」を広める意味で、とても意義深いな～と。演劇が身近に感じられましたね。　友達２人もとてもいい演技で、よかったです！さすが！！って感じでした♪久しぶりに話も出来て、嬉しかった（＾＾）

『エキスポ』

　今日は県立芸術劇場に、県演劇協会１５周年記念プロデュース公演『エキスポ』を観劇に行って来ました。　県内の各劇団からの精鋭役者が打ち揃い、台本・演出など全て県内出身者で固めたこの舞台。初公演はなんと、東京だという。地元を舞台にした作品を東京で公演して、満を持しての県内公演。　たぶん都会の人にはわからなかった方言とか、地名とか本当に良くわかり、かつ面白く、何よりパワーがすごかった！！場内スタッフは私が所属していた劇団の仲間がほとんどだったし、観客も「おお～」と懐かしがるメンバーがいたり（もちろん、一般のお客さんもいた）、舞台上の役者も知っている人ばかりで…。とにかく良かった！！　雨がザーザーと降っていて、正直、出かけるのはおっくうだったけど、観に来てよかったな～と思った（＾＾）お客さんも満員御礼で、本当によかったね～☆

パン屋さん

　今日は友達が出演している劇団の公演日！！観に行ってきました。ちょうど『神武さま』のお祭りがあって、交通規制に引っかかり、遠回りしながらようやく到着。そしたら、劇場では別のホールで音楽発表会があったようで、駐車場は満杯・・・。グルグル回って、考えた末、ある場所に駐車しました。そこから歩くこと１０分。ようやくたどり着きました。な・長かった＾＾；チケットは友達に預けていたので受け取り、早速中へ…。昭和３０年台がテーマで、懐かしい（←いや、生まれてないし）レトロな曲が流れていました。パン屋さんの３姉妹の話で、４姉妹の長女が亡くなって、そのショックで記憶を無くした父。パン作りも忘れてしまい、何とか立ち直って店を再興するまでの話。家族の絆というか、バラバラになりそうだったのに一つにまとまるのが良かった。天国の長女の語りかけで父（父には見えていて、それまではずっと長女と居たらしい）も奮起してまたパン作りを始めるという・・・。いつもはよくわからない話が多いのに、今日の公演はとてもわかりやすくて入りこめました。昭和２０年８月１０日の空襲で、妹をかばって長女が亡くなったエピソードにグッときました。また、こんな作品に出会いたいな～と思いました☆ミあ！帰りに本当にパンをいただきました。お客さん全員に配っていて「いよっ！太っ腹！！」って感じでした（＾＾）ジャムパン、おいしかったですvvv。