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 Kとワタシのwaltzな毎日

HOW…STEP1/申し込み~1段階みきわめ

40半ばを過ぎての一大奮起! 入校申込から卒検までの奮闘記です。
中型に比べて実技教習時間が短いので
短期間の間に苦悩と興奮がごちゃ混ぜに押し寄せて来る感じ。
中型を取ったばかりの方には、それほど大差はないものに写るかも、です。


●入校申込み

休校日以外は常時受付をおこなっているところがほとんど。 必要書類に書き込みをして、免許証を提示。費用の支払いを済ませます。ほとんどの学校でクレジットカード使用可能です。 教習生カードと原簿に貼るための写真を撮って、教習についての説明を受けます。
中型申込み時にやらされたバイクの引き起こしはありませんでした。卒業生だからってことなのでしょうが、教本ももらえず。家に帰って中型の折りにもらった教本を引っ張り出したら、大型教習についても記載されてました。 ものの30分程度で終了。


●入校式

船橋中央自動車学校では日曜と木曜に随時行われています。
学校側から日にちの指定を受けるわけではなく、申し込みを終えたら都合のいい日に行けばよいことになっています。
四輪、二輪合同で行われ、形式だけの入校式のあと、筆記による適正検査が実施されます。その後は空きがあればすぐに技能教習を受けることができます。
中型のときはすばやく挙手してすぐに乗れましたが、大型では「中型にしか空きがありません」とのことでその後1時間キャンセル待ち。結局次の時間も空きがなく、乗らずに帰ってきました。



【第一段階】
流れは中型教習とほぼ同じカリキュラムです。
ブレーキングひとつろくにできず、毎時間立ちゴケしていた中型の惨状に比べると、あっという間にハンコがもらえて、ライダーとしてひどく成長したような気になってしまいます。でも取得以来ほぼ毎週末乗ってるんですから、成長してないとヤバいってもんです。
日頃の走りで付いてしまった癖を徹底して直されますので嬉しい反面、情けない気持ちにもなったり…。バイクの重さにだけは乗るたびにビビらされました。
余談ですが、中型の生徒の中には目を疑うような出で立ちで教習を受ける人が結構います。中でもサファリジャケットに細いコッパン、クラッキングレザーでできた先細り気味長めのスクエアトウの靴という出で立ちの若者には、目が釘付けになりました。案の定、持参したメットが公道を走れない見てくれだけはオシャレなナンチャッテものだったため、汗臭い(であろう)指導員用の白いメットを被らされてました。他にはパーカーの上にテーラードのジャケットを羽織って、前も留めずにダハダハの状態で乗ってる人とか。明らかに雨なのに、レインウエアを持参しない人とか。どのみち免許をとれば必需品になるわけですから、教習が始まったらレインウエアとグローブくらいは長く使えるものを買っても損はないと思います。ただしメットはバイクが決まってから色やかたち等を吟味したほうがいいかもしれません。


●1時間目 

夕方から連続2時間の教習は運悪く雨でした。家からレインウエアを着てでかけます。教習車は言わずと知れたCB750。バイクの引き起こし、センタースタンド掛けは中型と同様です。どちらも自信がなかったのですが、一発でこなします。特にSRですらできたことがなかったセンスタ掛けが、数十キロ重いCBでできたのは我ながら驚きです。
中型で行った、センタースタンドを掛けた状態で乗車しての、クラッチ操作の練習などは省かれます。その後、普段中型に乗っているのなら…ということで、外周を2週ほど。
中型教習でぶっ飛んだ経験のある急制動は、非常にそつなくこなして。 前後ブレーキの力配分と、減速とシフトダウンのタイミング、SRのレバーが曲がっているため2本掛けのくせがついていたフロントブレーキレバーの握り方などに注意を受けました。
しかしなんといっても車体が重い。押して移動するにも、出だしは渾身の力が必要です。そしてタンクの張りも大きい!乗せてもらってますって感じ。


●2時間目

急制動、スラローム、S字、一本橋、クランクなどの課題を一通り。かなり不安な状況に。
一本橋は何度やっても途中リタイア。乗った勢いを殺して減速しようとする中盤あたりで必ず揺れて落ちます。ニーグリップも視線も注意しているつもりで、何が悪いのか分からず仕舞い。スラロームはライン取りは問題ないので、後は膝を入れてグッと倒し込めと…。これがなかなか難しく、加えて立ち上がりのスロットルを怖々開くので繋がりにくくメリハリ付かず、つまりは腕の力でハンドルを切らなければならないので、メチャメチャ重い…。それでもハンコがもらえる不思議…。
油圧とはいえ、CBのクラッチがひどく重い。特にスラロームを連続したせいか左手首から肘に向かっての筋肉がオバカな状態に。女性は2時間連続はやめたほうがいいと指導員はいうけれど、予約が混んでいて選んでる余裕なんかないってこと、ご存知ない?


●3時間目 

この日も雨がようやく上がったか?という空模様。いわゆるビックスクーターの体験乗車の時間です。これだけは、省略してもらってぜんぜん構わないというのが実感です。
取扱いの説明のあと15分ほど走ります。
なにしろ膝のあたりが不安定なのは中型で経験済みですが、取り回しが重たいの重たくないのって…。スタンドを掛けるのも外すのもえらい騒ぎ。生涯、ご縁なんか作りたくないと思いました。


●4時間目

課題を含めコースを回ります。中型で泣く思いをしたクランクはなんとか行けます。超低速でのカーブでは、外側になる腰にやや過重をする感じで、目線及び肩を曲がる方向へ向けるとすんなりと。クラッチを切り気味にしてスロットルをふかせば中型よりも断然安定します。が、はやりスラ、一本橋がネック。しかもスラロームを終えて一本橋へ向かうための小旋回で右側にバランスを崩して初の立ちゴケ。飛び退くタイミングを逸して右足首が下敷きになり踵を強打した挙げ句、上半身が回ったためくるぶしを捻ってしまいました。
一瞬ダメかと思いましたが続けて乗車。終了後、降車して歩き出した途端に踵に激痛。半べそ状態の中、指導員から申し渡されたのは、「一本橋がねぇ…、もっと少し粘れないとね。もう少しがんばって…」とのお言葉。まさに泣きっ面に蜂とはこのことです。踵が痛いなんて言ってられません。


●4時間目 補習

乗車している分には痛みはないので、予約が取れていた次の時間もガッツで乗ります。
再び中型のときに味わった補習地獄に陥るのか…と、かなり精神的に追いつめられた状況でしたが、続けて乗った甲斐もあったのか、一本橋が安定してきました。
力が入りすぎなのかも?と、ガチガチに締め付けていたニーグリップを緩めたら、上半身の力も抜けたのでしょうか。特に意識しなくてもスルスルと落ちずにいけるように。シートの前の方に座ると、ハンドルを小刻みに動かしてバランスが取れるようになりました。


●5時間目 みきわめ

まずはみきわめコースを指導員の後についてコース一周。次に追随してもらいながら同じコースを走ります。 気をつける箇所をアドバイスしてもらいながら、後半はぐるぐるとコースをひとりで走ります。ウインカーを出すタイミングや右左前のライン取り、ポンピングブレーキの徹底などの注意事項を受けます。課題にもろもろ不安はありつつ、しかしOKのハンコをもらいます。中型はトータルで10時間以上オーバーした私が、大型の1段階でたったひとつしか落としませんでした。それだけで気分が高揚しちゃいます。やったやったー。


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