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カテゴリ:ビジネスTips
勝間和代さんの執筆コラムでものすごい参考・勉強に なる話があったので共有します。 その衝撃コラムはこちら! ↓↓↓ 記事本文へGO! テーマは「マスメディアの広告モデルが生き延びる道」 という今や地上波の半分は赤字に転落というテレビ業界 について言及しています。 広告費激減、業界再編(数年前の百貨店業界のように)の 可能性、そして最終的に何をすべきかということが 書かれています。 僕も元々は放送業界の人間なので他人事ではありません。 ただ、2000年の転職当時、自分が思っていたことが 現実になってきました。 僕が転職を決意したのは2000年です。 なぜ転職を決意したかというと、 当時2000年のプロ野球のセ・リーグの ペナントレースが長嶋巨人と野村阪神が 1位・2位を争う近年まれに見る興行的には 好条件が整った年でした。 にも関わらず、巨人戦の東京ドームの試合で 視聴率20%を超えた試合はわずか3試合でした。 僕はそこに激しく違和感を感じました。 テレビを見なくなっている自分がいるのと同時に iモードがかなり普及してきていてプロ野球も速報で 携帯で情報が取れるようになっていました。 結果、みんなのライフスタイルが早く家に 帰って野球を見るスタイルから、飲み屋で 携帯で野球の結果をチェックしながら、ひいきの チームが勝ったら家に帰ってスポーツニュースを 見るといったライフスタイルに変わってきていたのです。 ライフスタイルが激変していった時代でした。 そしてもう一つ転職を決意したポイントとして 以下の事実も僕の背中を後押ししました。 人類の歴史をさかのぼると大昔の農耕社会があって、 17世紀のイギリスの産業革命に代表される工業社会が あって、現代の情報社会に移り変わってきています。 そして情報社会は4つのステージに分けられています。 ■第1ステージ: ソニーや松下がテレビやラジオや電話機を作って 日本の産業を引っ張ってきた時代。 アナログのテクノロジー時代 ■第2ステージ: その製品を使ってサービスを提供していた会社 (NTTやNHKなど)が産業を引っ張ってきた時代 アナログのサービス時代 ■第3ステージ: デジタルのツール屋さん、つまりシスコシステムズや マイクロソフト、オラクルなどが産業を引っ張ってきた時代 デジタルのテクノロジー時代 2000年の頃は第3世代の真っ只中でした。 この流れで行くと当然4番バッターである デジタルのサービスの時代が来ると思いました。 そして重要なのがそのステージ毎の産業規模です。 第1ステージより第2ステージが大きく、 さらに第3ステージは第1と第2を足したものより 大きかったのです。 ということは第4のステージの産業規模は第1、第2、第3を 足しあげた数字より大きくなるという事が容易に想像できました。 それで世界一のインターネットサービス企業に なると宣言していた楽天に転職したのです。 勝間さんのコラムに戻りますが、メディア企業が 唯一生き残れる道は今一度初心に立ち返って ユーザ視点でのサービス作りという当たり前のことを 当たり前のようにやることだと語っています。 真剣にユーザの利便性を考えてサービスを 提供している会社が生き残るんでしょうね。 僕がテレビ局の経営者だったら広告費を視聴者と シェアリングする仕組みを作ります。 テレビを見れば見るほど視聴者が儲かる仕組みを 作ればテレビをみる人が増えると思います。 技術的な裏付けも何も取ってないのでどうやって 認証するんだろうという課題もあると思いますが これからのメディアのあり方はユーザへの プロフィット還元の仕組みを構築して囲い込みを していかないと駄目だと思います。 生き残っている会社はすべて会員組織、 ロイヤルカスタマーの醸成が上手い企業だと思います。 テレビ局はもはやリバイバルプランの策定ではなく サバイバルプランの策定 を急ぐ必要があると思います。 ブログランキング参加しています。クリック! ↓↓↓↓↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 4, 2009 06:54:05 PM
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