人工呼吸
昨夜もいつもの様に息子を寝かしつけていた。しかし、ぜ~んぜん眠くない息子は機関銃のように喋り捲っているので仕方なく母は寝たフリをした。すると息子はボソッと一言「ママ、死んでもいいよ」えぇぇぇぇっ!!いくらなんでも死んでもいいとはひどすぎるよぉぉぉとてもショックを受けた母は死んだフリを決め込んだ。すると息子:「ママ、ねえママ~、ママ~、ママッたら~!!」母:「あ~、ママ死ぬかと思ったよ」息子は一瞬焦ったのだろうが母が生きているのがわかった途端またボソッと「死んでも良かったのに」キャ~!息子よぉぉぉまたしてもショックな事をぉぉぉぉそしてまた母はさっきより長めに死んだフリ。息子「ママ、ママ、ママ???・・・・・・・ママ~っ!!ねえママ起きてよ~!!」母:「・・・・・・」息子:「ママァァァァァァ!!!!!」そしていきなり母にブチュ~と口を押し当てると「プゥプゥ」と人工呼吸をはじめたのである。ビックリしたのはもちろんだが、あまりにおかしくて母は死んだフリなんてしてられない母:「死んじゃったけど生き返ったよ、アリガト」何故か息子にお礼を言ってしまった自分がおかしいそれにしても母は、死んだり生き返ったりとても忙しい夜だった