なぽの負け猫日記

評価：★★★☆☆
　
キアヌ・リーブス主演のキリスト教系オカルト映画。
　
サタンやらミカエルやらガブリエルやらルシファーやらを知らないと、多分よく分からない話。
知らない人はこの映画を見る前に、漫画バスタードでもみてみるとよろし。
　
当初、オープニングはトルコで撮影するつもりが、予算の関係でメキシコになったらしい。
おいおい、それじゃあ題名をコンスタンチンにした理由がなくなるじゃん。
（トルコの首都イスタンブールの旧名は、コンスタンチノープル。）
安易な切り替えに萌え。
　
結構、お金をかけてやっているからいいけど、一歩間違えると
仮面ライダー系の特撮に見えてしまうチープさが素敵。
できあがりをみているといいけど、どんなエフェクトが付くかも知らずに演技する
キアヌ、結構やってて恥ずかしいシーンが多かったと思うぞ。
　
　
ラストがなるほど！と思わせる結末。
ラストが無理やりな感じだったら、★は２つでしたが、これなら納得。
いきなり手首を切り出してどうすんだろう？と思ったけど、
自殺する事でサタンを呼び出して、サタンにガブリエルを止めさせようとした訳ね。
うん、納得、筋がそれなりに通ってる。
　
最後に神のオボシメシによって、地獄行きを免れるあたり、さすが
キリスト教国の予定調和が感じられるが、それはしかたあるまい、うむ。