ナナリーが目が見える頃には、優しい世界になっているよ。
本当に?
そこで、ナナリーは目を覚ました。たくさんの書類に追われ、代表としての業務に明け暮れる中、そのまま眠ってしまったらしい。
ナナリーがいるのは、自分が望んだ場所、兄やユーフェミアの思想を受け継ぐ場所。そのはずなのに、今は居心地が悪い、でも過去には戻れない。あの優しい時間は過ぎ去ってしまったのだ。兄のせいではない、自分でそうしてしまったのだ、今ならそうだとわかる。復興した学園に言ったが、想像していた反応と違った。ミレイはナナリーがつれてきたゼロを見て、悲鳴を上げたのだ。カレンやジノも驚いた表情を浮かべている。
「・・・ナナリー、どういうつもりなんだよ。学園に来ると聞いていたけど、何でよりにもよって、ゼロなんかと来るんだよ・・。会長がどういう気持ちでルルーシュが死んだのを認めたのかわかっているのか?」
「・・・私はただ、復興したアシュフォード学園をお祝いに、ミレイさん達と会いたくて」
「だったら、一人で繰ればよかったじゃないか。何で、ルルーシュを殺した犯人と一緒に来るんだよ」
「ルルーシュ・・・」
「会長、保健室に行きましょう」
「待って、ミレイちゃん!」
残されたジノやカレンもその後を追いかけていく。