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なりぽん@厭離庵

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人間辛抱@ Re:なりぽんから喪中欠礼(11/20) 初めまして、 ネットサーフィンから来まし…

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2005.07.19
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カテゴリ:カテゴリ未分類
ヤンキースが、トーリ監督65歳のバースディーに、終に東地区のトップに立った。

ボストンがヤンキース4連戦に疲れたのか、デヴィル・レイズ相手に3安打1点で
敗戦という想定外の結果。

それにしても、今日のヤンキース vs テキサス戦は、なんとも不思議なゲームだった。

まあ、平日だし、NHKも放送無しだったので、実際に観戦した人は少ないと思うが・・・

これが、そのwrap-upだ。

実際に試合を観ていた私の感情の起伏も大きかった。
観てない人には、実感が湧かないと思うけど、スコアシートを見ながら察して貰いたい。

ブラウンの初回、3失点は、故障前からのデフォだから、驚かず。
むしろ、2回表にすかさず6得点で切り返した、攻撃力に感動。
と、思う暇もなく、2点入れられて、再び1点差。

そこで、我らが組長・シェフのソロと松井の2ランが爆発、4点差。
すかさず、1発を浴びるが、それでも3点差。

そこで、迎えた、問題の6回裏。
四球がらみでランナーをため、1点返され、2アウトでランナーは2人。
打球は浅いフライで、ヨッシャーと思った瞬間、とんでもないことが・・・

バーニー・ウィリアムズがそのフライを深追いして、松井とやや交錯気味。
グラブに当てながら結局落球し、2ランエラーとなった。
これで、同点だ、打者走者も2塁へ。

こうなると、勝負の流れは一挙に傾く。
メジャー最強の軟体動物・ソリアーノがレフト前にタイムリーヒット。
勝ち越しを許した。

なんてこった。
これで、負けたら、今シーズンのワースト・ゲームになるアグリーな試合だな。


それでも7回、先頭のシエラがいきなりのダブル。
しかし、それを活かせずゼロ。

8回も先頭のカノーがヒット、エー・ロッドが歩き、1アウト1,2塁で、
バッターは松井。

取り敢えず‘1点でいいからタイムリープリーズ’のヨガのポーズをベッドの上で
するも通じず、センターフライ。

そこで、登場するのが、通称男前、ナリポン流では鉄人28号のシエラ。
フルカウントから左中間へ・・・
スタートを切っていた、エー・ロッドもホームインで逆転。

ヤッターーーーーーーーーーーーー!

殊勲のシエラは1塁を回る時点で、負傷。
あの松井の負傷の時もそうだが、トーリ監督自ら肩を貸して退場。
DL入り間違いない、痛々しい姿だった。

その裏は、7アウトを完璧のスターツが押さえ、9回はリヴェラ登場。

ここで、何故か、実況のYESが放送事故?
音はでるものの、映像は固定画面。
おいおいと思いながらも、懸命に英語の実況をヒヤリング。
逆に、妙な興奮の中、K,K,内野ゴロ(だと思う)であっさりセイブ。

もうその時点では、ボストンの負けが確定していたから、これで首位だ。

ただ、今日の試合展開を思い起こし、妙に複雑だった。

シエラの2アウトRBIがなかったら・・・・、明らかに、バーニーが‘戦犯’だったろう。

バーニーは体力的な衰え、特に肩の弱さが問題になり、一時はルーキーのカブレラを
起用していた。
ただ、余りにも守備がお粗末なので、バーニーを再び使い始めていたのだ。

実際今日の試合でも、バーニーはナイスキャッチをしていたし、フェンス直撃の当たりを
うまく処理して、捕殺も記録していた。

ところが、あの手痛いタイムリーエラーもやってしまったのだ。

あのまま、負け試合になっていたら、間違いなく、批判記事が踊っていただろう。

そういえば、去年の4月、ボストン戦で松井が落球した時も、思いっきり叩かれていた。

それが、結果、チームが勝つことによって、‘免罪’になるところがある。

そもそも、‘戦犯’とは何か。

勝ちゲームには‘ヒーロー’がいて‘戦犯’はいない。
負けゲームには‘戦犯’がいて‘ヒーロー’はいない。


‘本日のヒーロー’は騒がれ、インタヴューも受けたりするが、
‘本日の戦犯’は、それぞれのファンが個別に定義するのかも知れない。

8回の1アウト1,2塁で倒れた松井を‘戦犯’とは言わない。
ただ、ランナーが3塁にいたら話は別だ。

先発で6失点のブラウンは戦犯にならなかったのだろうか。

やはり、‘ヒーロー’にせよ‘戦犯’にせよ、より直接的に勝敗に影響を及ぼした場合を
言うのだろう。

‘戦犯’は期待を含めて、やって当然のことを出来なかった場合に‘指名’されるのだろう。

今日の試合、結果だけを見れば、ヤンキースが勝って、松井もホームランを打って、首位に立った。

実際、日本のマスコミは11点の内の松井の2点が‘勝因’であるような、
伝え方をこぞってする。

1行に、まとめるとそういうことになって仕方がないのだろうが・・・

もし、1点リードをリヴェラがひっくり返されたら、‘戦犯’はリヴェラになっていたのだろうか。
シーズン当初は冴えなかったが、現在彼は24連続セーブ成功中(1シーズンでは自己ベスト)だ。

押さえて当たり前と、‘神格化’されている身の辛さといえばそれまでだが・・・


試合の一部始終を観る事ができたナリポンとしては、
改めて‘ベースボールの深淵さ’を味わった1日だった。

で、今日の結論としては・・・
つまらない‘戦犯’探しなどしなくても良いように、ゲームに勝てばいいんだよ。(←ツマンネ







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Last updated  2005.07.19 22:16:17
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