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ヤンキースは前日に引き続き、音も無く淡々と勝利を決めた。
先発ピッチャーがいい仕事をすると、こんなに試合運びが楽なんだと実感した。 逆に連敗中のホワイトソックスの先発ヘルナンデスは精神的にも乱れていた。 エー・ロッドへの背面投球で警告を受けると、松井への投球のストライク、ボールの判定では、 ホームまでやってきて、アンパイヤへ不満をぶつけていた。 その彼が、ノー・アウト1,2塁でシェフの打ったPゴロを2塁へ悪送球し、先制点を許す。 こっちのPのチャコンは、古巣ロッキーズの関係者が地団太を踏むような好投で8回無失点。 試合は5-0でヤンキースが快勝。 あれほど安定した力を出していたホワイトソックスは7連敗となった。 チームは連勝して、デヴィル・レイズ戦の悪夢を振り払う形になっているが、 松井個人は、どうも冴えない。 まともな当たりがないし、スイングも不安定。 それより何より、顔の表情がどうもいけない。 まるで野球以外の悩みでも抱えているような感じだ。 チームが勝っているうちに、はやいとこ復調して欲しいが。 続いて、ボストン戦。 昨日はエンジェルズが競り負けたが、今のエンジェルズは見ていてもボストンより勢いがある。 ボストンが負け、ヤンキースとのゲーム差3になった。 そこからひと眠りして、昼前に起床。 興味があったのは、アスレチックス対ロイヤルズ戦だが・・・。 ロイヤルズと言えば全リーグ通じて最低勝率で、19連敗‘驀進中’だ。 あのマリナーズにさえスィープされている。 最近やや不調とはいえ、アスレチックス、おまけにエースのジト相手に、 勝てと期待する方がどうかしている。 ところが、途中経過をチェックすると7回途中でロイヤルズが2-1でリードしているじゃないか。 慌てて、MLB.tvで観戦を始める。 点差はわずか1点、いつ追いつかれ、逆転されるかなと‘怯え’ながら観ていた。 8回、1アウトでダブルを打たれる。 ‘これで、おしまいかな’ でも、あっさり凌ぐ。 観ていなかったが、6回にはノー・アウト1.3塁のピンチを切り抜けていた。 最初は、ヤンキースのワイルドカード争い絡みで、観ていたのだが、 段々と試合そのものに引き込まれていった。 ‘これって、ノーヒット・ノーランのかかった終盤みたいな緊張感だ’ 9回クローザーのマクドガルが三者凡退に討ち取ると、ベンチからもどっと人が繰り出し、 ブルペンピッチャー達も駆けつけた。 ‘こりゃ、ちょとした優勝シーンだな’ 実際に観ていた私にも、妙な感動があった。 ‘これで、ワイルドカード争いも首位に0.5ゲーム差になったな’ アウエィの場内には、ブーイングに混じって拍手も聞こえた。 クラブハウスには、前日の負け投手リマが自腹で用意した‘ドンペリ’があって、 勝利を祝ったらしい。 あと、面白い話としては、2002年にアスレチックスが20連勝したが、 その時の相手がロイヤルズだったそうだ。 おまけに、現在ロイヤルズに所属するテレンス・ヤングという外野手は、 その連勝の時は、アスレチックスにいたそうだ。 ひとりで、20連勝、20連敗を経験するところだった訳だ。 ロイヤルズよ、明日も頑張って、その後のボストン3連戦も頑張っておくれ。 その後の、ヤンキース戦は頑張らなくていいからね(笑) そもそも、ヤンキースはロイヤルズに対し、0勝3敗。 ア・リーグで唯一、勝ち星がない。 ‘連勝はいつ止まるかと案じ、連敗はいつまでも止まらないと不安になる’ これは、人間の心のデフォだね。 (19連敗で止め‘ラクテンでカッタ、ドンペリをノモウ’と喜ぶリマ投手) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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