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なりぽん@厭離庵

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人間辛抱@ Re:なりぽんから喪中欠礼(11/20) 初めまして、 ネットサーフィンから来まし…

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2005.12.19
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カテゴリ:カテゴリ未分類
プロフにもあるように、私は魚卵が大好きだ。
たらこ、筋子、いくらはまあ、普通に食べられるが、からすみとキャビアは値が張るから、
覚悟しないと食べられない、

特に、そもそも高いキャビアは世界的な品薄のせいで、値段が高騰しっぱなしだ。

そこに、更なるバッドニュースが飛びこんできた。

11月13日に中国の吉林省の化学工場で爆発事故が起こり、それによってベンゼン等の
有害物質が、中国北部を流れる松花江に流出した。

ベンゼンは医薬品や染料・香料・爆薬などの合成原料となる無色揮発性の液体で、
人体には有害だ。
発がん性があり、白血病などの原因ともなるそうだ。

その川の下流には中国とロシア国境を流れる黒龍江(アムール川)がある。

汚染のせいで、中国、ロシアの周辺住民の水道問題が発生しているほか、
生態系にも深刻な影響がでそうだ。

世界自然保護基金(WWF)ロシア支部のミタソフ情報局長は、
「アムール川では多くの魚が死ぬほか、川底の植物などにも多大な被害が出るだろう」と述べた。

その被害のなかに、チョウザメがいる。
アムール川は、いわゆるオオチョウザメが獲れる数少ない地域で、
キャビアでもっとも大粒のベルーガが取れる。

それが、この汚染により漁業の操業停止が実施されている。

操業再開についての情報もなく、1年くらいダメじゃないかとの見方もある。

これで来年以降の、キャビアの相場が上昇するのは、間違いないだろう。

実はキャビアだけじゃなく、アムール川床で産卵したサケとかへの影響も懸念されるし、
そもそも、川を下ったあとは日本海に通じる訳だから影響は予測不能だ。

米国産牛肉再開で、再び食の安全が話題になっているが、ベンゼンという‘透明な毒’
果てしない範囲で拡散された場合は根が深いだろう。

日本もいわゆる高度成長期には、公害問題が深刻だったが、中国もまさに高度成長を続けている。

‘国土の広さで、毒が希釈されると思ったらエライことになりまっせ’

と言う訳で、値上がり前にキャビアを‘食い溜め’しておきましょう。

いま、多分一番安いショップは昨日のハモン・セラーノを扱っている所と同じだ。
それでも昔に較べると高いよなぁ。

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Last updated  2005.12.19 21:44:40
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