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なりぽん@厭離庵

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人間辛抱@ Re:なりぽんから喪中欠礼(11/20) 初めまして、 ネットサーフィンから来まし…

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2006.03.13
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カテゴリ:カテゴリ未分類
WBCの2次予選が始まった。
日本はいきなりアメリカが相手だ。

途中までは本当に興奮しながら大満足で観戦していた。
勝敗の如何に関わらず、今日の記事は野球の面白さについて
渾身の力を込めて書こうとあれこれ考えていた。

ところがそんな私の純情な心を捻じ曲げる‘事件’が起こった。

3-3の同点で迎えた8回表の日本の攻撃はワンアウト満塁でバッター岩村だ。

レフトフライはやや浅かったが、3塁ランナーの俊足西岡は躊躇無くホームに突入。
ウィンの送球も大きくそれて滑り込む必要もなくホームインし勝ち越した。

アメリカは一応3塁にボールを送ったが、
ベース近くで見ていた2塁塁審のBrian Knightはセーフをコールする。
3塁塁審は打球を追ってレフト方向に走っていた。

ところが、監督のマルチネスがセーフをコールした塁審ではなく、球審のデービッドソンに抗議する。

するとなんという事だ、塁審と少し話しただけであっさりと判定を覆しアウトの判定を告げた。

勿論、王監督も抗議をするが通訳を交えてのもので迫力がない。
星野や野村だったら選手を引き揚げさせるくらいのことをしてもおかしくないが、
王監督のキャラではそれも無理だ。

ESPNでは問題のシーンをスローVTRで何度も流している。
放送席ではどう見てもセーフだし、何故一旦セーフのコールがあったのに
それをリヴァースするのかと、問題点を指摘し、いわゆる‘bad call’だと断定している。

私は1次予選のドミニカvsベネズエラ戦を観ていた時に知ったが、
このWBCの審判はすべてマイナーリーグの審判なのだ。

WBCとメジャー審判との条件交渉がうまくいかず、メジャーの審判はひとりも参加していないのだ。

野球の世界一を決める舞台を仕切っているのは2流の審判達なのだ。
おまけにアメリカの試合に3人のアメリカ人審判を配している。


今回の糞審判Bob Davidsonもかつてはメジャーの審判を務めていたが、
1999年に組合問題で解雇されてからはマイナーの審判しかしていない。

試合後の説明では、本来自分がジャッジすべきことを2塁塁審がジャッジしたので、
判定を覆したとの言い草だ。

判定が覆った瞬間のマルチネス監督のガッツポーズも‘下品‘そのものだが、
笑っちゃうのは、マルチネスの試合後の説明だ。

"I asked Bob, 'Why did he make that call? You were going to call him out. Let's get this right,'" Martinez explained. "'He said, 'Well, just give us a chance.' It was obvious to me. And everybody in our dugout yelled, 'Hey, he left early.'"

勝手にナンチャッテ訳をすると、

俺はボブに言ってやったんだよ。
‘なんであのタコがコールするんだよ。おまえがアウトだと言わなくちゃ。
ちゃんとしてくれよ。’

‘わかったから、いまやってみるから’

‘俺の目では早いのは歴然だったぞ、ベンチのみんなも離塁がはえ~よって叫んでたぞ’


アフォか、こいつら!そりゃベンチの連中はみんなそう言うに決まってるだろ。

馬淵を呼んで追求させろ!
‘指示じゃない ですか!指示じゃないですか!!’


この監督を見ていると今の『24』の馬鹿大統領、ローガンを思い出す・・・(―_―)!!

obviousと豪語していた監督や球審はビデオを見た後、
obviousにセーフな映像をどう受け入れるのだろうか。

西岡の上半身は動いているが、足はしっかベースについている。

ESPNはその後の2試合の実況中にも何度もビデオを流し、
なおかつ問題点について執拗に議論していた。

MLBの掲示板に行くと、(多分)現地の人々も誤審を‘アメリカの恥’だとしている。

再試合をすべきだと言う実現不可能な意見もあるが、日本には是非残り2試合勝ってもらって
準決勝へ進んで欲しいという意見が多かった。

‘Sad day for baseball’というタイトルがあったが妙に心に沁みた。

活字メディアは記事の中では、リプレイを見る限りではセーフ、としながらも、
基本的にはエー・ロッドのクラッチヒットで救われたと勝利を喜んでいる。

ニューヨーク・タイムズはさすがに問題意識を持っていた。
野球の歴史上、悪夢のようなできごととしている。

タッチアップの後、一応ベースにタッチするのはリトルリーグ時代に覚えた形式的な行為で、
まさかそれがこんな結果になるなんて予想外の‘ボーナス’としか言い様がないとしている。

チッパー・ジョンーズとジーターの試合後の会話を紹介しよう。

‘相手の監督がルーピネラじゃなくて良かった、絶対帽子ぶんなげてたぞ’
‘つーか、試合を投げてたんじゃねーの’
‘それはそれで、そこで俺たちの勝ちでおしまいだからいいじゃん’
‘そうだな’

あいつらはアメリカンジョークのつもりだろうが、全然笑えない。

チャンスに弱いエー・ロッドが間違ってクラッチ振りを発揮して鼻の穴膨らましながら偉そうに、
ヒーローインタヴューを受けていたのはいつものことだし、そもそも余り好きではないからいいが、
大好きなジーターのこのジョークはショックだね。

まあ、立場が違うとそんなものだろうけど・・・(-_-;)

それにしてもアメリカが政治や経済で、自分達の利益のためにはスタンダードをいくつも作るし、
何かことをなすのに情報の捏造を図るのもデフォだが、スポーツでもこれだもんな~。

WBC of the USA by the USA for the USA
(アメリカのアメリカによるアメリカのためのWBC)


タイトルを取っても嗤ってやるし、取れなかったらさらに嗤ってやる。

因みにCBSがやっている投票では、誤審が92%と圧倒的だ。

Was the tag-early call a good call?

8% Yes: The umpires were right
92% No: They just wanted USA to win
Total Votes: 2406


あ~ぁ、こうやってキレて記事を書くと文書にはキレがなくなるなぁ(イツモダケド)


fucking umpire






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Last updated  2006.03.13 21:05:55
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