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今日のヤンキースは9得点して大勝し、スイープは免れた。
昨日の屈辱的な敗戦をバネにして猛打爆発といった感じだが、 それにしても昨日の負けは痛恨だった。 おまけにそこに松井が絡んでいたのだ。 昨日の先発は信頼できないライトで4回を終わって4-0とリードされていたが、 私には何となく勝てそうな予感があった。 相手先発のサンタナが今年のヤンキースが強いサイ・ヤング賞ピッチャーだったから? それもチョッとある。 ただそういう予感があったのは、全然合理的なことではないあることに気付いていたからである。 実は今年のヤンキースの星取表は井口のホワイトソックスと過去10試合全く同じだったのだ。 そしてCWSは既に11試合目を白星で飾っていたのだ。 なんだそんなことかよ、と言われそうだが、相場を含めてこういう符合は結構大事だったりする。 だから、ヤンキースが追いつき逆転した時も‘ほらね’と言った感覚だった。 1点差のまま、8回1アウトランナー1塁でリヴェラが登場しあっさりゲッツー。 これは何とか勝てそうだなと思った9回、先頭を内野安打で出した後だ。 フルカウントになってランナーが自動的にスタートする中、打球は松井のレフト前に飛んだ。 スタートを切っていたランナーは悠々と3塁に達するタイミングだったのに、 松井は3塁へ送球してしまった。 この間に打者走者は2塁へ進み勝ち越しのランナーになったしまった。 VTRを観るとリヴェラも松井に対して2塁へ投げるようにはっきりと指示を出している。 9回裏1点差でノー・アウト2,3塁の大ピンチだ。 しかしそこは流石のリヴェラで2者連続三振に仕留める。 ‘よし、あと一人だと’思ったが最後はバットをへし折りながら、 それが幸いしたどんづまりの当たりがカノーの横を抜けライト前に転がり2者生還。 サヨナラ逆転負けを喰らった。 試合後の現地実況は最後のヒットとともに、松井の3塁送球を再三にわたって映し出した。 勝ち越しランナーを2塁に進めてしまったミス・ジャッジを問題視していた。 結局はヤンキースは再び接戦をモノにできなかった。 一時は見事な逆転勝ちになるかと思われた分、再逆転のサヨナラ負けはショックが大きかった。 トーリも試合後は珍しく激怒していたらしい。 怒りの矛先は、9回先頭打者のチェックスイングを巡っての3塁塁審への判定だったが、 本当は松井の送球ミスにも失望したのかもしれない。 何しろトーリがいつも松井の評価をする時に言うのはこうだ。 ‘常に状況判断が的確で自分が何をすればいいかわかっているクレバーな選手’ 昨日は打撃でも4タコだったが、7回1点勝ち越してさらに追加点を狙う1アウト2,3塁の場面で、 ランナーを返すことができなかったのも‘らしくない’松井だった。 試合後には一旦は勝ち越しのタイムリーを打ったエー・ロッドが自らの不振を自己批判していた。 今日の試合、もし負けてスイープされるようなことになったら昨日の負けの痛さが 増幅されそうだったが、逆に今日は大いに発奮した感じだった。 昨日休養したジオンビが3安打2HR,自己批判したエー・ロッドも3安打1HR、 シェフとデーモンも3安打し、カノーは今季初HRを放った。 先発の王も今シーズン初めていいピッチングを見せて初勝利を手にした。 そんな中、松井は打つほうではいきなりレフト戦にダブルを放ち自ら得点したが、 守備では今季初エラーをしてしまった。 ランナー2,3塁でレフト前ヒットを後逸し、2塁ランナーまで生還させてしまった。 正直、昨日以来松井のところに打球が飛ぶとかなり緊張してしまう自分が居る。 まあ、ラッキーな今季初補殺もあったけどね。 ヤンキースの掲示板には‘BENCH MATSUI’とかの書き込みもある。 昨日、今日の守備のミスに加えて、今年はバッティングでもクラッチではないと批判されている。 勿論、批判だけではなく中には松井を擁護する意見もあるが・・・。 まあ、あの手の掲示板ではコーチ、選手全員が必ず何らかの形で批判されているけどね。 私のようなファンは松井を批判しても一文にもならない。 無力だが、ただひたすら応援して祈るしかない。 幸い、大した移動ではないのに1日休みがあってトロント戦だ。 球場の名称は変更になったが、松井秀喜がメジャーデビューを飾った場所で、 奇しくもメジャー500試合目を迎える。 それにしてもそろそろ9点取らずに勝つ試合をみてみたい・・・(-_-;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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